デュラララチャット(仮)総合掲示板

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  • 幽霊バスの呪い

    見尾
    No.531956
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    序章

    高絵二葉からの手紙

    立山緑様へ

    お元気でしょうか

    あの事件からすっかり日が経ちましたね

    あの事件以来私は貴方に会っているのに何故この手紙を書いたか

    疑問に思っているでしょう

    私は、世の中に失望しました

    世間はどうでもいいことばかり注目し

    他人事のように言う

    天才、天才とほめられる私の人生をほかの方々は考えたことあるのでしょうか?

    ほめられたらどんどん調子に乗って行き

    やがて大きな失敗をおかすでしょう

    だから、私は天才という自分じゃない方がよかったと言ったのです

    どうせなら普通の人になりたかったです

    でも、世の中には転生という言葉があります

    私は死にます

    でも悲しありません

    だって、死んだら悲しむ人もいればうれしい人もいる

    私はその嬉しく思う人のために死にます

    後悔はありません

    私は最後に貴方にこの手紙を読んでもらいたかったです

    何となく、通じる所があると思うのです

    さて、そろそろお別れです

    それではあの世でお会いしましょう

    高絵二葉より

  • 見尾
    No.532041
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    主な登場人物

    高絵二葉

    IQ300の天才。容姿端麗、文武両道、頭脳明晰、言語堪能、才色兼備の小学生
    本が好き。日本武道全般は得意

    高絵五葉

    二葉とは8つ子。身体能力がずば抜けてる。二葉とは正反対の性格 頭は悪い

    高絵三葉

    二葉たちとは8つ子。絵を書くのが得意。おっとりしている

    高絵六葉

    二葉たちとは8つ子。編み物など家庭的な女子

    高絵八葉

    二葉とは8つ子。射撃が得意

    高絵四葉

    二葉とは八つ子 ピッキングが得意

    高絵九葉

    二葉とは八つ子 虫が好き

    高絵七葉

    二葉とは八つ子 柔道と機械が得意

    高絵一葉

    二葉の姉 演技や声真似が得意

    黒田雪斗

    六葉の彼氏。方向音痴で日本画専門の画家

    黒田純斗

    三葉の彼氏 天真爛漫で西洋画専門の画家

  • 見尾
    No.532826
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    えっと、私が基本的に書きます

    素人なのでアドバイスなどをお願いします

    更新は占ツクでも書いてるので

    少し遅くなるかもしれませんがよろしくお願いします

    意見と感想お待ちしております

  • 見尾
    No.542835
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    第一章 

    憂鬱前進曲

    私は、公園で本を読んでいる

    もうすぐ、梅雨に入るので

    ジメジメしている

    雨上がりだからだろうか?

    アジサイも咲いていて

    梅雨を感じていた

    二葉「もうすぐ、梅雨か。」

    太宰治の人間失格を目に通す

    普段は、推理小説を読んでいるのだが、

    たまには、太宰治を読んでみたかった

    読もうとするが、強めの風が吹き

    本のページが一揆にめくれていく

    ふぅ

    ため息をつくと、私は、公園を後にした

    一体、いつになったら

    この憂鬱は吹っ切れるのだろうか?

    私は再び、ため息をついた

  • 見尾
    No.542899
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    第二章

    憂鬱月光曲

    私は、月明かりに照らされた二葉を見る

    その姿は憂鬱そうで

    それでも、宿命に戦っているようだった

    あいつは、今、天才という自分の宿命と戦っている

    それを知っているのは、私だけだ

    あいつと二人で事件に会った時話してくれた

    二葉『私は、今、天才という自分の宿命と戦っているんだ』

    その目は、儚げでとても憂鬱そうだった

    あいつには暗い過去がある

    だからだろうか?

    時々、憂鬱そうで儚げに見えたのだ

    あいつ、大丈夫だろうか?

    この頃、元気がないのだ

    二葉「なんだよ、五葉。また、一段とバカになったのか?」

    皮肉そうに微笑しながら言うが

    その微笑は無理して作っているものだった

    私は、そのまま月明かりに照らされた二葉を見続けた

  • 名無し
    No.542925
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    支援上げ。

  • 見尾
    No.545116
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    第三章

    過去月光曲

    これは、二葉の過去の話だ

    あいつが四年の頃

    二葉だけが行った親戚と友人が集まる場で

    二葉が殺されかけたのだ

    その親戚や友人は二葉がもっとも信頼してた人だったらしく

    その事件から二葉は人を信じなくなった

    友達は作らない、家族は信用しない

    学校でも孤立していたが

    本人は大丈夫そうだったけど

    そこか寂しそうで儚しげで

    憂鬱そうだった

    私、姉妹との会話もなく

    特に、私との会話なんて正反対のこともあり

    会話なんて成立しなかった

    それでも、五年生になったら、

    だいぶ打ち解けた

    今は中学一年生だが、

    それまでに二葉のことを知れるようになった

    そして、二葉に変化が起きた

    笑うようになった。

    前までは、笑みには儚げで

    無理して笑ってるような

    作り笑いだった

    今は、微笑んでるような感じだったけど

    でも、心から微笑んでいた

    なのに、最近になった急に

    昔の笑いだった

    儚げで無理してるような作り笑いだった

    そして、今

    夜で月明かりに照らされた二葉は

    泣いていた。

    その表情は儚げで悲しそうで

    どこか憂鬱で寂しそうにだった

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