デュラララチャット(仮)総合掲示板

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  • 十三階段とカミトリ Another 

    溜飲
    No.554501
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    【前回の十三階段から13ヶ月が経ちました。新たな猛者を決めてください】
    その声に人々はうんざりするほど覚えた恐怖が呼び起こされる。あぁまた始まるのか、神の娯楽が……と。

    【前回の十三階段から13ヶ月が経ちました。皆様次の準備を始めてください】
     その声に異常者たちは様々な反応を返した。歓喜に哄笑を上げるもの、面倒だと溜息をこぼすもの。

    とある世界線のとある時代。そこにはある決まりがあった、いや素直に世界のルールと言ってしまった方が早いか。

    ___13ヶ月、つまり1年と1ヶ月に一度、世界中で「猛者」と言われる強いものを十三階段へ向かわせること___

    (募集スレより一部抜粋)

    ただしこれは平行線の上をたどる、別の貴方たちが紡ぐ物語。
    貴方とは違う貴方はどんな風に過ごしているのでしょう?

    この世界はカミサマも知らない、
    枝に分かれた先にある一つや二つの可能性から生まれた世界。

    ──この世界だと僕はカミトリのトップみたいだね。

    もし、カミトリが十三階段で十三階段がカミトリだったら?

    「キミたちに僕を倒せるかな?」

    「来るやつ全員ぶっ倒すワン!」

    「誰であろうと慈悲はございません。」

    「さっさと倒されてくれないかしら?」

    「手強そうな相手ですねぇ…」

    「ややっ、いささか長くもなりそうですが楽しみでございますねぇ!しかし、我らに刃向かう十三階段を倒さねば!」

    貴方たちは何と戦うのだろう

    貴方たちはカミサマにたどり着くことが
    できるのか。

    そして、カミサマとは…

    「おっとそれ以上はいけないよ」

            ×××

    やあ諸君。私は××××という者だ。
    一応28歳。寿命が近いからこの様に病人のような恰好なのさ。
    何故、お前がここにいる…さて、何故だろう。私はこの世界ではカミトリとしてここにいた。しかし、体がもう保たないと言われてな。引退なのさ。
    君に話そうか。
    ──この世界の始まり、そして終わりを。
    ───────────────────
    閲覧ありがとうございます。
    このスレはなりきり雑談、募集スレにございます、『十三階段とカミトリ』のアナザーストーリーです。
    ざっくばらんに言いますと
    この世界はカミトリ陣営が十三階段、
    十三階段陣営がカミトリとなっています。

    ───────────────────
    『登場人物』
    カミトリ陣営
    Hamneko=Pyunneko@澪様
    エミリー@バナナ大好き様
    Luisa Paulus@血歯牙様
    Tim Arnold=Blitz Crockford@南国の塩様
    狛凪 朔夜@眩暈💫様
    Martins・Lott@ロット様
    Viana Xillale@伊吹様
    花衣 杏樹@薬師様
    Meriel・Rosenberg@0様
    Anastasia・Huber@アナ様
    Revia=Beatrice@鶴様

    十三階段陣営
    ライラ・イヌカイ@中堅な忠犬様
    赤橋 侑真@アラ様
    オリヴァー@古井戸様
    物繰 与力@羊様
    アサギ@ワカサギ様
    蛇塚 明日真@溜飲
    花沢 黒江@鶏様
    Camilla@七様
    千翳@飴様
    サタンナ・サーヴァント@パラガス様
    高円@牧師様
    忠野 一@ヘタレ勇者様

    その他
    カミサマ
    D

    原案
    流唯様


    溜飲

    『用語説明』
    *ロワイヤル・ワーカー*
    この世界の名称。
    文明発達度は現代日本とほぼ同程度だが、街並みは中世ヨーロッパ程度のままで止まってしまっている。
    電気・電波もすでに発達・普及している。
    科学と同時に魔術や陰陽道のようなものも残っており、それらを扱うものも少なくない。

    *十三階段*
    13ヶ月に一度行われる戦いの事、また神の選定で選ばれた13人の能力者を指す。
    十三階段は1段目から13段目まで用意されており、最後まで登り切ると猛者は解放される。
    選ばれた際の拒否権はなく、その時点で外界との接触の一切が断たれ唯一の接触は猛者とのみ。
    階段それぞれに合わせたフィールドが有りその段の能力者に合わせカスタマイズされている。
    十三階段に属するものは死ぬまで神の御心のまま戦うがその間は神から望むモノを与えられる。

    *カミトリ*
    十三階段の壊滅を目的に世界が組織した集団を指す。
    十三階段同様13人の能力者が所属、さらに有志の非能力者が属している。
    いわば正義の味方と言えるギルドだが、所属しているもの個々の思惑は統一されていない部分が多い。

    *猛者*
    十三階段の参加者として13ヶ月に一度選ばれる一人のこと。
    能力者・非能力者問わず選ばれるが、神の好みか能力者が選ばれることが多い。
    拒否権はなく選ばれたら最後まで登り切るしか生き残る術を持たない。

    *能力者*
    十数人に一人の確率で生まれながらにして不思議な能力を持って生まれた者のこと。
    能力者は個人差はあれど一つか二つの能力を有する。
    能力を得た代償か35歳以上になると自然死してしまう。
    十三階段に属する者達の全員がこれで、自然死すると十三階段は補充されていく。
    (募集スレより抜粋)

  • 溜飲
    No.554503
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     『言い前置きが見つからないから単刀直入に言うよ。ここにいるカミトリの皆さん、とりあえず十三階段ぶっ倒して来てくださいな。以上。』
    と、代表者がその場を去っていく。
    前の十三階段から十三ヶ月間過ぎ、またしても猛者を選べとの情報がまわってきた。
    その猛者が選ばれたあと、この様にカミトリは集まったのだが…
    「代表者テキトーデスネ!」
    前の列にいる少女がそういった。
    「はあ…解散でいいかな?私は一服してくるから。じゃ。」
    そう言って薄いグレーの髪をわしわしと無造作にすきながら喫煙所に向かう妙齢の女性。その行動にもどよめく広場。
    「何だか個性的な人が沢山いるなぁ」
    とカミトリの一人がぼそりと言う。言われてみればそうなのだが…
    外国人が頑張って喋っているような日本語の少女、どう見たってまだ10歳にも満たない小さな子、先ほど喫煙所に向かった妙齢の女性、いかにも紳士(ヘンな意味ではない)といったような男性、頭のネジでも外れているのか意志の疎通ができていない包帯だらけの人間のようなモノと話す少年、頭全体をヘルメットで隠して、その下に黒いタキシードとあったちぐはぐな恰好の男性、年相応な恰好では無いが、清潔感のある恰好をしている総白髪の少年、見るもの全てが新鮮なのか回りをキョロキョロとみる和装の少女、ピンク色の可愛いワンピースを着た少女(?)、シンプルな服を着こなす憂いでも帯びているかのような女性、まばらに切られた青髪に白い包帯、首には刺青がある姿勢の良い少年、これらのカミトリが際立って目立つのは気のせいなのか。
    しかし、能力の差も感じるのはきっとこの十二人の能力が優秀なものだとはっきり分かる。つまり、目立つのは気のせいではないのだろう。
    そこにいるだけ、ただそれだけなのに圧倒されるのだ。
    「そんなに圧倒されましても、この私、何にもできませんよ~。ただ賭けることは大好きですが」
    とヘルメットの男性が何だか楽しそうな口調で話しかけてくる。
    「やっぱりこの人達は僕らより強いのですか?」
    「ん~、どうでしょう。なんせ私、ここにいる人たちとは今日初めて会うので分かりませんねぇ。」
    なんと、全員顔を合わせたことがないらしい。こんなにもいるだけでただただ圧倒されるような強さがあるのに。
    「解散命令が出ていますし、好きなところにでもいったらどうです?」
    「あ、すみません。話してくれてありがとうございます。」
    「礼には及びませんよ~」
    そういって手を振り、マーティンス・ロットはこう呟く。
    「まあ、少し嘘もありますが…それにしても中々に個性的…いや、個性的過ぎるメンバーが揃いましたねぇ…」

  • 溜飲
    No.554507
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     一方十三階段は

    「ステンバーイ、ステンバーイワン!」
    「なんの呪文ですか」
    栗色の髪を横にゆらゆらと揺らしながら褐色の肌の青年に話しかける少女。
    「十三階段ってこんだけなのかワン?」
    思いついた質問をそのまま言うかのように褐色の肌の青年に聞く。
    「俺もよく分かりませんよ。集まれと言われたから集まっただけです。」
    落ち着いた口調で少女に告げる。
    「まあ、今集まってんの三人だからかもワン。寂しーワン!」
    「そうですか…。」
    温度差の激しい青年と少女の会話をみてくすくすと笑う赤髪の少年。
    「「何笑ってるんだワン!(ですか)」」
    二人同時に少年に言う。
    「おっとっと…ライラは殺気出さないで明日真は睨まないで…」
    「コイツと一緒にするなワン!」
    「そうですよ。まったく逆の存在と一緒にされても困ります。それに年下ですし。」
    仲のよろしくない二人を前にして苦笑いする少年。
    「赤橋さん、コイツ何とかしてくださいよ」
    「こっちの台詞だワン!蛇!」
    「蛇って呼ぶな駄犬!」
    「「ふん!」」
    ………先の思いやられる十三階段であった。

  • 溜飲
    No.554508
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     第一話、一号
    さて、探索に行こうではないか。
    狛凪朔夜は剣を懐に早速因縁の相手の場所に行くことに。
    「君の事を馬鹿にした人だからね。」
    「うあ…ぇ」
    どこからが唸るような声が聞こえる。しかしそんなことを気にせず、階段を上がっていく背の低い少年は六段目に到着する。
    「ここだ…多分。」
    扉を開くとそこには癖のある白髪に褐色の肌、白い修道服に身を包み、部屋の真ん中のロッキングチェアに腰掛けている。
    「どなたでしょう。五段飛ばしでここに来る方は…」
    「蛇塚明日真さんだよね」
    「おや…名前を知っているとは…カミトリもなかなかやるようですね。」
    狛凪は眉をひそめる。何故こいつは僕のことを覚えてないんだと。
    「貴方は俺のことを知っているようだが俺は貴方のことを覚えてない。ぶっちゃけ貴方を見るのははじめてです。」
    そういってロッキングチェアから降り、自前の武器を取り出す。

    「挑戦者ならさっさと殺せばいい話です」

    「逃げるなら今ですよ」

    そういって薄く目を開く。
    狛凪はその気迫に押されるが、こんなもの何でもない。ただ目の前の敵を倒すのみだ。
    全ては自分の片割れの仇を倒すため。
    ただ、それだけだ。

  • 溜飲
    No.554510
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     ガキン!ガシャン、ガラガラ……
    「かはっ…」
    力の差を見誤った。
    目の前にいる蛇塚明日真という青年は
    自分よりはるかに強い。
    「もう終わりですか?最近の中学生は弱っちいもんです。」
    ふわりと欠伸までしている。よほど暇なようだ。
    確かに、自分は弱い。巌窟王にも頼ってばっかりで何もできていない。
    それくらい分かってるはずなのにどうしてこんなにも悔しいのだろう。
    あとは僕中学生じゃなくて高校生だから。
    今年の春から高校生になりましたから。
    「うあ、う」
    「大丈夫だよ巌窟王、まだいける。」
    ふらつきながらも立ち上がり目の前の青年、蛇塚明日真に刃を向ける。
    「おや、そんなにぬるくもないですか。」
    「あんたしゃべり方に問わず失礼だね。」
    「元々ですが。」
    その言葉を最後まで聞かず蛇塚に向かって走り出す。もう、死んだっていい。
    彼に一矢報いることができるのならば
    それでいい。
    そ  れ   で…………

            ×××
    「やっぱり弱っちいもんですね。」

    「あの程度の毒で倒れるなんて。」

    「おや、そこの包帯さん。」

    「名前は確か、朔羅でしたっけ」

    「ん?朔羅は倒れてるほう?」

    「君が朔夜?それなら良いんだ。」

    「…朔夜。一つ聞いていいかい?」

    「何故君の弟が朔夜と名乗っているんだい?」

    「成り行き?」

    「俺が君を殺したから?」

    「嗚呼、どっちもか。」

    「君が殺してくれと言うから殺したのだが」

    「不服だったのかい?」

    「そうでもない、か。」

    「まあいいよ。」

    「俺がびっくりしているのは」

    「君がこんな姿になっている事かな」

    「あの時のままだ。」

    「11歳の、あの時のまま。」

    「朔羅は今年高校生だったよね」

    「死んでから言うのも悪いけど」

    「入学おめでとう。」

    「どうか安らかに。」

    「それから朔夜」

    「××××××××」

    ───────────────────
    巌窟王、それが私に名付けられた第二の名前。朔羅、君はどうして私を生き返らせたんだ?

    蛇塚くんが生きてるなら今は17くらいかな
    背、高いんだろうなぁ

    朔羅がカミトリになった。
    すごいことだけどそれ、私も行かなきゃダメなの?

    朔羅が早速十三階段を攻略しに行くことになった。行かなくていいじゃん。

    五段飛ばしで六段目。

    そこにいたのはあの時よりも背の高くなった蛇塚くんだ。

    あの時から変わらない褐色の肌。
    白いふわふわの髪。
    琥珀色の目。

    今でも大好きな、

    私の初恋の人。

  • 溜飲
    No.554513
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    『カミトリ、No.××狛凪朔夜が死亡。』
    『繰り返します。カミトリ、
     No.××狛凪朔夜が死亡。』
    無機質な声がエントランスに鳴り響く。
    『繰り返します。カミトリ、
     No.××狛凪朔夜が死亡。』
    『至急埋め合わせをお願いします。』

    「……死んじまったのかい、アイツ。」
    「そうみたいですねぇ」
    軽い口調だが少し気分は落ち込み気味に話すルイーサといつもの顔文字を表示していないので、どう見てもただのヘルメットを被ったマーティンス。
    「彼、まだ若いのに…残念ですねぇ。」
    「それを覚悟してカミトリになったんだろう。残念も何にもないさ。」
    ……短い間だったとはいえ寂しいものだ。そんな寂しさに浸りながら紫煙をくゆらせる。
    しかして、何故死霊術に長けていた狛凪が死亡するのだろうか。
    分からないことが多すぎる。
    ───蛇塚明日真………彼は医療術に長けた
    『非』戦闘者だったはずだ。

           まさか

    「………その供述を変えた者がいる…?」
    「ルイーサさん、その供述、何のです?」
    「いや、なんでもない。」
    …………声に出ていたとは。
    しかし、供述を変えた者は誰だ?
    それがはっきりしないかぎり、自分が出るのはかなり危険だ。
    「何かありましたら、私にも言って下さいね?」
    心配そうな声色でマーティンスが言う。
    「………ありがと。」

            ×××

    『───ありがとうね』

    いや、この位当然だよ。
    君は僕を助けてくれたしね。

    『そうかい。そだ、今度はあの人のところに来るみたい。またやってくれるかい?』

    ん、そのくらいお茶の子さいさい。

    『ありがとう。そういや君はどうしてこちらに強力してくれるんだい?』

    ん?何故かって…?

    カミトリに殺したい人がいるからさ。

  • 溜飲
    No.554516
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     幕間 ツンツンツンデレ
    「これはどうワン?」
    「うぁ…うぅ…(汗)」
    彼女が差し出したのはフリフリでふわふわの可愛らしいロリータドレス。
    こんなの包帯まみれの私に似合わない。
    「いーから着てみるワン!」
    「ぅぅ…」
    とりあえず着てみたが…似合う…?似合わないよね?うん。
    「可愛い~!似合うワン!」
    「……………ぅう?」
    初めてそんな言葉を聞いた。
    包帯まみれの私に、可愛いといってくれた人は私なんかより可愛らしい笑顔でそう言った。
    ………嬉しいな。
    「せっかくだから蛇にも見せてやるワン」
    「………………………………ぅえ?」

    ………蛇?

    蛇って

    蛇塚くん?

    「うぅぅうああぁあぁあぁあ?!」
    「いきなり大声出すな!うるさいワン!」
    ぎゃあぎゃあ、わあわあ。逃げる私に追いかけるライラちゃん。そんな風に騒いでいると
    「騒がしいな」
    ぴしゃりとその場を凍らせるような冷たい声。その声の主は…

    案の定、蛇塚くんだった。

    「ぅうあ…う…?」
    「ぎゃあぎゃあやかましい。静かにしろ。」
    「ちぇー、騒がしいのが嫌なら十三段目に行って来いワン!」
    「うるさい駄犬。」
    「馬鹿蛇!」
    ああ…蛇塚君、私のことみてないなぁ。

    寂しいなぁ

             ×××
    ……………ああ。クソ。

    可愛い。死ぬほど可愛い。
    鼻血は出ないが可愛すぎる。
    あの駄犬さえいなければ褒めれたのに。
    駄犬がいたら褒めてるときからかってくる。それかなりウザい。
    あー…クッソ……可愛すぎる。

    今なら死んでもいい…はあ。

    ───────────────────
    本編 2章 裏切り者は誰だ
    ルイーサは深刻な顔でショートケーキと向き合っていた。
    「……………裏切り…か。」
    とうとう上に乗ったイチゴに手をのばして手づかみで食べる。
    ふむふむ、いい具合の甘さ。
    ……って違う違う。
    「裏切りってなにかあったんですか?」
    その声の主は最初の集会でマーティンスに話しかけられていた少年だ。さっきもハムネコやエミリーと遊んでいた。
    「…誰だっけ」
    「えっ…酷い…。才華です。才華零弦(サイカレイゲン)。覚えててくださいね。」
    才華零弦…。屈託のない笑顔で人懐っこい。黒のスーツに黒の手袋。髪まで黒い。目だけは綺麗な赤色で右目の下のほくろが優しい雰囲気を作り出している。
    「あんたさ、そんな感じで攻略できてんの?人懐っこいし。」
    「ん~、そうですね。まあまあです。」
    まあまあて…と思ったがまあ、いいだろう。初心者はそんなものだ。
    「まあ、頑張りな。」
    「はい、頑張ります!」
    そういってケーキをちゃんとフォークで食べる。
    ………ショートケーキ、うま。
            ×××
    まったく。馬鹿なものだ。
    どいつもこいつも、簡単に人を信じて。カミトリの集団ってのはお人好しばかりだな。
    にしても随分とたまったな。コイツらの死亡リスト。作るの大変すぎ。
    狛凪朔夜の時も隠蔽するの大変だったな。
    まあ、アイツの私怨でなんとかなったが。
    次は誰にするかな……楽しみだ。
    そういって手に持っていた資料を投げ捨てる。

    そこには

    赤いペンで何度も丸されている

    ×××××××××××

    ─────字が読めない

  • 溜飲
    No.554518
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    エミリーとハムネコは次なる任務に備えていた。
    「よく分かんないけど、頑張る!」
    「トハ言エドウヤッテやるのデースカ?」
    ……………。二人の間に沈黙が走る。
    何をやっているのだろう。
    メリエリはそっと二人の行動を見ている。
    「あの二人…仲良さそうね…」
    友達のいないメリエリは少しうらやましかった。なので見ていたが…
    話しかけるタイミングが……ない!
    「どうしましょ~。うーん…。」
    悩むメリエリは行動に出た。
    「わ、わたしも!一緒に、いっていいかしら…」
    だんだんと声が小さくなる。緊張しているのだ。
    「イイデスヨ!」
    「ええ、もちろん!皆で行きましょう!」
    メリエリの顔はぱっと明るくなる。
    初めてのおともだち。それが何より嬉しかった。この三人で、一番最初の段数の人を倒しに行こう!

            ×××
    そんなことを思いだしていた。
    彼女らが気を失っているのを横目に、目の前の少女──ライラ・イヌカイをメリエリはにらみつけていた。
    「コイツ、なかなか強いワン。」
    「でも終わらせるワン。他の奴等は雑魚だったし。」
    雑魚とはエミリーとハムネコの事だろう。
    そんなの、許さない。
    「キャハ、キャハハハハハハハハハハハ」
    ああ、とうとう出てしまった。

    アレが。

    とうとう。

    ついに。

    ああ、どうしよう。

    あの二人まで、食べちゃったら。

    でもやらなきゃ。

    「な、なんだこれ?!こんなん聞いてないワン!」

            ×××

    ぐしゃり、ぐしゃ、ぐしゃぐしゃ
    ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ
    ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ
    ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ
    ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ
    ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ
    ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ
    ………おいしかった。

    エミリーとハムネコをつれておうちに
    かえろう。

    かえろう。カミトリのおうちに。

    かえ…

    「まったく、手を煩わせるなよ」

    ……………………………………。

    …………………イラ

    ───ライラ!

    「ライラ!起きろ!」
    「な?!」
    目の前には赤橋と高円。何があったのか。
    「ぁ…かは…」
    「喋るな!今蛇塚呼んでくるから!」
    何が起こった?
    巌窟王と同じように包帯まみれの体の自分。かくいう巌窟王は自分の左手をしっかり握りながらすやすやと寝ていた。ちょっと痛い。確か私はあのピンクのちびっ子にやられたはずだ。何が?いったい?

    ────どうして自分は生きている?

    『No.××エミリー、No.×××ハムネコ=プンネコが重体で発見されました。』

    『繰り返します、No.××エミリー、No.×××ハムネコ=プンネコが重体で発見されました。』

    『なお、メリエリ・ローゼンバーグは行方不明。』

    『至急、捜査を』

    ───────────────────
    初の二連続で投稿!どうも、溜飲です。
    メリエリちゃん出してみました~!
    生きているかは不明ですが。
    そして…高円おじいちゃんと赤橋くんが出てきました。そして明日真はちゃんと医者してます。
    ※仕事の合間にちまちま書いたのでちょっと雑です…。
    それではまた来週!

  • 溜飲
    No.554524
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     「よかったよぉぉぉ」
    「うー、あうぅぅぅ(むぎゅー)」
    赤橋は泣きすぎ、巌窟王は近い。すっごい近い。
    「足が骨折、肩が脱臼、それに加えて腹部のデカい切り傷。あと歯が欠けた…それくらいだな。」
    一応医者の蛇塚は淡々と言った。
    「足痛すぎワン。」
    「我慢しろ。」
    「肩はずれてる感覚ってなんか気持ち悪いワン。」
    「仕方ない。外したのはお前だ。」
    「てゆーかなんであんなちびっ子までいるんだワン?!」
    「は?ちびっ子?マジかよ。」
    「マジだワン!」
    その証拠に彼女の写真。
    可愛らしいピンクのフリフリの服に栗色の髪。確かに、ちびっ子。可愛い、ちびっ子。
    「…………朔夜のほうが可愛いな」
    「あ?なんて?聞こえなかったワン。」
    「…なんでもない。」
    とにかく、こんな感じのちびっ子までいるんだから、カミトリも悪趣…いや、中々に上手。てゆーかなんでこんなちびっ子いるんだよ、って話だ。
    ライラはどうしても気に食わない。

    なんか…なんか…癪だ!

    「ぐだぐだ唸ってないで直すのに専念しろ。代わりは朔…巌窟王にやってもらうから」
    「うーうー!」
    任せてとでも言っているのだろう。雰囲気がキラキラしている。
    まあ、それは任せるとして…まったく!なんで!あんなちびっ子に負けるんだ!
    「声に出てるよ、ライラ。」
    「うなっ?!ま、まあ…いいや。なんでちびっ子に負けたんだワン…うー。」
    巌窟王をなでなでしながら唸る。
    それもこれも情報不足…ではなく自分の鍛練の足り無さ…かもしれなくて
    ───単に強かった。すごく。
    今までのカミトリは弱いやつもいれば強いやつもいる、かなりムラのある感じで、攻略が簡単なやつもいれば超難しいやつもいた。しかし、今回のは異例なく強い。
    負けそうになった悔しさを滲ませながら
    ひたすら巌窟王をなでなでしていた。
            ×××
    「───それは何故だ?忠野殿。」
    「憶測だけど…カミトリの人が回収しないからね…なんでだろ?」
    蛇塚と忠野はピンクのフリフリの服を着たちびっ子──メリエリ・ローゼンバーグだったバラバラの死体を見て首を傾げていた。
    「ところで蛇塚君、一ついいかい?」
    「なんだ」
    「君、ロリコンなの?」
    「きさん、その首いらんみたいっちゃね。」
    「冗談冗談…」

    ───────────────────
    今晩は、アナザーストーリー作者の溜飲です。
    最近…寒い(´・ω・` )
    ちょっと仕事も一段落つきました。
    明日はスーパー銭湯に行って、昔買って読んでた西尾維新の人間シリーズ読もうと思います。
    また来週。

  • 血歯牙
    No.562501
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    スレ上げです

  • 溜飲
    No.628880
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    才華零弦、20。経歴も実態も謎。
    カミトリに入ったことに関しても理由が曖昧かつ不安定。
    柔らかい物腰で、人懐っこい。誰に対しても丁寧で、いつの間にか仲良くなる。
    いつも笑みを絶やさず、社交的で、大人にも子供にも好感触を与える、大企業の御曹司。

    しかし、なぜそんな人間がカミトリにいるのか。
    殺しとは無縁の世界にいる彼は一体なぜ入ろうと思ったのか。
    レヴィアは眉をひそめる。

    彼は怪しい。
    彼と関わったカミトリの一部が殺されたり、自殺したり、行方不明になっている。
    うーむ…怪しい。なんか頭痛くなってきたなぁ…
    「どうかしました?」
    「うわっ!!」
    「わっ」
    「うわっ???!!!!」
    今まさに噂をしていた才華とともにマーティンスまでいる。後ろからルイーサがスタスタと「あんまりおどろかすなよー」と、棒読みで言う。隣にはヴィアナ・シラーレ。
    「なんでおどかすんだよ!!」
    「脅かす?それは『驚かす』の間違いでは?脅かすとは『脅迫』の意。私達は決して『脅か』してはいないのです!!」
    「自信満々に言うことか!あとその顔文字辞めろ!イライラする!」
    マーティンスのヘルメットには『\(^o^)/』の顔文字。なんか、無性に腹が立つ。
    隣にいる才華が
    「エミリーちゃんとハムネコちゃんが目を覚ましたそうなので…お見舞いに行こうかと思いましてね。」
    そういってニコリと笑う。右目の泣きぼくろのお陰か、品のある笑い方に見えた。
    「なら仕方ない…行くよ」
    半ばマーティンスのせいである。ヘルメットには『絶対こいよ?来なきゃ酒奢らすぞ?』といった脅迫文。しっかり『脅か』してるじゃあないか。

            ×××

    部屋につくと2人とも楽しくお喋りをしていたが、自分達が来るなりまるで、なにかに怯えるようにがちがち、がたがた、と震えだした。エミリーの傍らに居たティム アーノルドが慌てて彼女の肩をさする。
    ハムネコは布団をしっかりとかぶり、話す気はないようだ。
    「すまないね、せっかく来てくれたのに」
    そういってティム アーノルドは苦笑する。
    「大丈夫ですよ。ハムネコが好きなロボットのフィギュアに、エミリーには美味しい果物、持ってきましたから」
    ヴィアナはハムネコのテーブルにフィギュアを、エミリーのテーブルに可愛らしくラッピングされたフルーツのバスケットをのせる。ヴィアナがやったのだろうか、中々上手い。

    ──どうやら彼女らはメリエリ・ローゼンバーグについてまったく話す気はないらしい。その話をしようにもハムネコ首をぶんぶんと振り、エミリーはティム アーノルドに隠れるようになる。

    仕方ない、残念だが、今日のところは諦めて帰ることにした。

    「ルイーサさん、ちょっといいですか?」
    「エミリー?どうしたんだい。」

    「あの…れいさん、なんですけど」

    れいさん?零弦の事だろうか。

    「あの…どうして…」

    「どうしてれいさんは、ばつをうけてないんですか…?」

    ───────────────────
    一ヶ月ぶりです、どうも溜飲です。
    零崎シリーズは全部読み終え、キノの旅も既刊まで読みました。読書の秋ですからね。
    ……もうすぐ冬ですが。

    最近寒くなってきましたね。皆さん、お体に気をつけてお過ごしください。

    溜飲

  • 血歯牙
    No.662621
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