デュラララチャット(仮)総合掲示板

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  • オリなり没案

    ぼっつん
    No.557989
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    没っていうか、最近の傾向的にあまり凝ったのは好かれないと聞いて諦めたり力尽きたりした中途半端なやつを供養に置いていくところ。誰かの創作意欲を刺激できたら幸いです、なんて。設定の持ち出し利用は可能ですが、引用元としてこちらを載せて頂ければ幸いにございます〜

    【目次】
    ・影踏み
    ・見世物小屋
    ・1:1用/女傑と少年
    ・1:1用/千夜一夜物語

  • ぼっつん
    No.558019
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    【影踏み】

    影を踏め

    影を踏め

    逃げるは闇へ

    捕らうも闇へ

    光は救いとなりはしない

    暗がりに安息を見出すのなら

    三本足の猫についといで

    時は江戸、徳川様の治める泰平の世は僅か数年で脆く消え去り、今現在人々の生活を脅かしているのは"鬼"と呼ばれる想像上であった筈の化け物であった。負の感情から生まれ、恐れ妬みを食い物にして育ち、挙句に人の血肉を貪り喰らう。靄とも霧ともつかない影状の鬼は陽の下では実体を持ち、影に紛れては溶け込み消えるという厄介さ。だが然し、生存を賭けて人々の中から立ち上がった者たちがいた。これは、『影狩』と呼ばれた戦闘集団と鬼の長きに渡る闘争の物語である。

    ▽影狩 内部構成

    近接戦闘員『夜叉』
    異能力:影宿
    武器種:大刀、太刀
    武器に鬼と同じ成分である影を纏わせて実体に直接攻撃を仕掛ける。また自身の肉体にも影を纏わせる事が出来るが、これは人格へ大きな影響を齎し、長く使用すると鬼化してしまう為注意が必要。純粋な攻撃力は随一だが、影に紛れ込んだ鬼への攻撃は不可能

    特殊戦闘員『鵺』
    異能力:影渡
    武器種:
    鬼と同じく影に溶け込める唯一の異能力者。影に紛れた鬼を追跡、攻撃出来るのは彼等だけ。その代わりに夜叉の様に攻撃自体への異能力補助は付かず、身体能力は並の人間と変わらない為自身の鍛錬が求められる。あまり長く影へ潜ると陽の下に戻ってこれなくなる危険性がある。

    後方支援員・丙『』
    異能力:
    武器種:符術

    後方支援員・丁『稜風』
    異能力:影祓
    武器種:鉄扇、横笛、神楽鈴
    人に取り憑いた鬼を祓うのが主な役目だが、彼等の奏でる音や動きは総じて鬼を苦しめる事が出来るため、戦闘においては所謂デバフ効果が期待される。また、鬼化した夜叉や影に潜りすぎた鵺を可能性としては低かろうが人へ戻す事が出来るのは彼等だけ。

  • ぼっつん
    No.558528
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    【見世物小屋】

    喝采を攫い、欲望を浴び、
    阿鼻叫喚に狂うことなく

    繋がれた鉄の温度に心を凍らせ
    反抗の視線は泣き叫ぶ鞭で燃やし尽くして

    さあ、立とうか大舞台
    残るも地獄、売れるも地獄
    此処の名前は________

  • ぼっつん
    No.558533
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    【1:1用/女傑と少年】

    『私の手を取りなさい、それが貴方の最善よ』

    彼は零落した貴族の子であった。伯爵家に生まれたはいいものの、早々に両親を喪い、親戚筋に遺産を取り上げられ、妹と二人地べたを這いずり回って生きてきた。名前だけの爵位など明日の飯代にもなりはせず、それでも彼はお日様の様な妹の笑顔さえ守れればそれで満足だったのだ。だが、王都から農村まで激しく吹き荒れた感染病の嵐は、日頃の栄養不足も祟ってか妹の命をその他大勢と共に呆気なく摘み取っていった。葬式すらあげてやれない兄を恨んでくれと、亡霊の様に日々を過ごしていたある日、それこそ再び嵐の様に転機は訪れた。一目でそれと分かる高級な衣服に身を包み、婚約話を引っ提げて、一人の女が尋ねてきたのだ。提示されたのは妹の葬式費用と完璧な衣食住、対して求められたのは名前ばかりと恨み妬んだ爵位。果たして、その手は救いとなるのだろうか__。

    伯爵の爵位だけ持つ貧民街の少年
    年齢14から18才

    一代で富を築きあげた女傑
    年齢23から35才

  • ぼっつん
    No.560750
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    【1:1用/千夜一夜物語】

    千夜一夜を紡ぐとある物語にて、眠れぬ狂王は安らぎを運ぶ語り部の手によって夜を乗り越え国に暁を導いた。だがその影にいた一人の愛妾を誰も記憶はしていない。国中の女性が褥に呼ばれそして命を落とす中、召し抱えられる事も無く、かといって御側から離される事もなく。語り部が現れる迄の間、ただ共に夜を憂い王の些細な苛立ちを、不安を、身を持って受け止め続けたのは彼女であった。だが然し、眠りを得た王の御側に最早必要無しと判断されたのだろう、今迄の苦労をふいにするように彼女は王の間から放り出された。生傷を拵える必要が無くなったとはいえ、それを一重に喜べないのは己の存在意義さえ失ったからか。夜の時間は語り部のもの、ならば昼間、政務の合間の安らぎくらいは己がと、楽器を手に取り妾は今日も王の元へと足を運ぶ。否、それは建前に過ぎない。未だ後宮から捨てられずある己の存在意義、計り知れない王の心中。いずれ捨てられる日が来るのならそれら位は聞いておきたいと、柔らかな弦楽に包まれながら言葉遊びと駆け引きは始まりを告げる。

    王様×愛妾

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