デュラララチャット(仮)総合掲示板

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  • 歌詞まとめ

    Luwis
    No.1909511
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    作った歌詞をまとめるだけ

  • Luwis
    No.1909513
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    『Are you ready?』

    いつも一緒にいた君も
    今日は背丈を追い越して
    ここまで転がり墜ちてきたんだ
    明日終わる世界の中で?
    さあ 吐き捨てられた宣戦布告を
    この手で引き裂いて来たんだよ
    決められた運命だなんて
    誰が言ったんだろうか?
    嗚呼 皆失った別れの言葉
    きっと君を救い出せるから、
    僕達の関係を、全部忘れ去ろうよ。
    Are you ready?

    いつも笑っていられる君に
    今日は少し誤魔化して
    少しだけ泣いて見せたんだ
    明日終わる世界の中で。

    もう 渇れ果てた感情の中を
    歩き疲れ目が回る程の
    「決められた運命に逆らうだなんて君は…」

    さあ 吐き捨てられた宣戦布告を
    この手で引き裂いて来たんだよ
    決められた運命だなんて
    僕が変えて見せるから。
    嗚呼 皆と逢えた再会の言葉
    きっと君を救い出せるから!
    僕達の関係を、全部思い出そうよ、
    Are you ready?

  • Luwis
    No.1909514
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    キミと歩いた時間
    重なり合う影
    掠りもしない刃がまた
    空を切った後
    まだこの手に残ってる
    キミに触れた感触
    この世界に嫌われていると
    分かっていた 筈だ。

    記憶を探して
    手を握って
    ボクを呼んでおくれ

    この世界の掟が
    ボクの心を蝕んでゆく
    それがただの『好奇心』だと
    ボクは知っているのに
    キミの顔が見たくて
    何度も世界を繰り返した
    『ボクの事を邪魔しないでよ』
    全てを知りたいから

    揺れる心
    流れる風が
    ボクを 惑わせて
    もうここまで来たんだ
    後悔なんてないさ

    「__まだ、」

    この世界の掟が
    ボクの心を蝕んでゆく
    それがただの『好奇心』だと
    ボクは知っているのに……?
    この終わりが見たくて
    何度も世界を繰り返した
    『ボクの事を邪魔しないでよ』
    全てを知った後だから言える、
    全てを知ればよかった。

  • Luwis
    No.1909519
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    放課後のくもりぞら 窓からじっと見てる
    「明日はいいことあるかな」なんて ため息ついて
    うしろ向いて笑ってる 懐かしい記憶が
    光に照らされてく 手をふって見送った

    わからないことだらけの 毎日を過ごしたら
    何か見つかるかもね その目を開いて

    走り出せ 夕暮れの 太陽に向かって
    淡く頬を染めてく この道と一緒に
    低くなった景色が あたり前になって
    「明日もいいことあるよね」進んでいこう
    この日常を

  • Luwis
    No.1909520
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    紙に綴った思いがね
    全部流れ落ちていくの
    融けだしたインクは
    指を組んで座ってる

    目を開けた
    白く、無機質で、柔く
    あなたは誰なんだろう
    そう切って笑った
    微笑みを
    泣きながら今も覚えてる

    影が付いてから
    叫んだ
    声が遠くすり抜けて
    色褪せて
    あなたが全て忘れようと
    その手を離さないから
    見えない記憶
    残らない
    日々もまだ隣にいて
    朝焼けで
    何もかも残らなくても
    登っていこう

    地に足つけて
    動かしていた
    あなたの答え
    その先には
    何があるのか
    誰も知らない
    それでも
    ゆっくりと手を伸ばし
    『あなた は
    どこですか』

    目を閉じる
    暗く、無機質で、硬く
    好きでもないのだろう
    そう取って拭いた
    涙を
    抑えるしかなくて

    言葉の螺旋
    階段を降りた先
    例え深く
    黒い海が残っていようと
    その手を掴み取るから
    消え去る視線
    残された
    命も遠く投げ捨てて
    夕焼けに
    染まってしまう前に
    帰りたいけど

    紙に綴った
    思いは全部丸めて
    燃やしてしまえ
    ハサミで切って
    シュレッダーにかけて
    なのに
    どうして
    あなたはそこに

    影が付いてから
    叫んだ
    声が遠くすり抜けて
    色褪せて
    あなたが全て忘れようと
    その手を離さないから
    言葉の螺旋
    階段を降りた先
    例え深く
    黒い海が残っていようと
    その手を掴み取るなら
    生まれた命
    遺された
    想いも強く結びつけ
    月明かりに
    照らされてしまう前に
    早く会いたいな
    迎えに来て。

  • Luwis
    No.1909521
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    どれだけって思えなくて
    また ペン先を走らせる
    そこに意味など無いと
    知っているというのに
    気持ちが分からなくなって
    まだ くしゃくしゃに丸めていく
    どこに言ってしまったのか
    もう 挫けたい

    一斉に声を合わせて
    デモ活動してる罪人達
    そこで思って先走って
    今日の半分がいなくなる

    最低な命だからって
    僕ら足を動かしてんだ
    ずっと独りで手を繋いだ
    涙を枯らしながら
    歌はないから歌わない
    僕ら心で叫んでるんだ
    いつ終わるか分からないから
    日々を生きていけるんだ

    それだけなんて可哀想で
    ただ 罪悪感で満ちている
    ここに辿り着きたいな
    知らないだけで苦しいから
    道の先が見えなくなって
    また ペン先で描いてく
    どこに行けばいいのだろう
    そう 諦めた

    一概には言えなくって
    言葉を詰まらせるプレゼンが
    朝礼台がただ歪んで
    今日も一日が死んでいく

    全て終わらせたいからって
    僕は手で訴えたかった
    破って捨てて掴み取った
    涙で濡らしながら
    歌わないから歌がない
    僕は好きだと気付けなかった
    それだけの事でしたなんて
    どこにも言えなくて

    誰からも指を指されて
    生きて行けなくなる今だから
    教室の中見渡して
    明日が始まってく

    全て終わらせたくなっても
    僕はこの手を話せなかった
    ゆっくり足を降ろしたんだ
    崩れた脇役から

    最低な命だからって
    僕ら足を動かしてんだ
    ずっと独りで手を繋いだ
    涙を零しながら
    歌はないから歌わない
    僕ら心で叫んでるんだ
    いつだって終わらせたくないから
    今日をまた生きていこう

  • Luwis
    No.1909522
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    帰路来たって 機能したって
    信じた真実は 蜃気楼の中
    扉にも 届かないほど
    腐り落ちた 手の鎖がちぎれ散った

    腕すら すらり動かないほど
    熟れ実り磨かれた玉虫も

    もう無い 伝愛 会いたい逢いな
    なんて 見えた 癒えちゃったんだ
    倒れて 燃え尽きた 灰は
    肺に 吐かれ 拍を執る

    愛は 曖昧な 相手なんて
    愛想も合いたい相や

    今宵だって唯一の指揮奏者
    さあ指を掴んで また音の鳴る

    ああ無い 線内 縁ないな嫌
    だって 消えた 切れちゃったなら
    惹かれて 燃え尽きた 花は
    風に 還に 枯れ散らかして
    もう無い 伝愛 会いたい逢いな
    なんて 見えた 癒えちゃったんだ
    倒れて 燃え尽きた 灰は
    肺に 吐かれ 拍を執る

    愛は 曖昧な 相手なんて
    愛想も合いたい相や
    返事、反響していいですか
    鐘や 鍵かけたまま

  • Luwis
    No.1909523
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    繋いだ螺旋の汁は
    弾けて初めて
    美しいと知った
    溜め込んだ胎内の
    脳が蠢く裏道を
    塞いだ鎧兜

    扉閉めろ 窓叩いて
    やってくるぞ 孫の再訪
    膿んで始めた黄色挟む
    火緋色咲く 飽いた細胞

    こい手招き 子守り篭れ
    霧の最中 急かしゃ獰猛
    産んで掲げた茶の間沈む
    火緋色嗅ぐ 鳴いた双眸

    この華裂かす酔狂な
    踊れば波と 白風晒せ 嗚呼

    弾いて覚めろ 涼み明かせ
    空いてやすと 籠の名生
    膿んで初めて味を測る
    金色鋼の 悪 天 候

    扉閉めろ 窓叩いて
    やってくるぞ 孫の再訪
    膿んで始めた黄色挟む
    火緋色咲く 飽いた細胞

    生命知らずの 泣いた双眸

  • Luwis
    No.1909524
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    僕ら人類全員ハッピーナイト
    誰も彼も踊れ騒げ
    幸せなら何だって構わない
    考えるな 理性を壊せ

    一寸の光 輝く照明が照らす
    煤けた看板掲げた店の名前は派手にライトアップ
    一斉射撃 我らの証明轟く
    ぼやけた夜景躓いた足 飛び込めミラクルワールド

    落ちた電球が瞬く間にネオンカラーに変わる
    ここは無法地帯 暴飲暴食騒ぎ立てる輩の街さ
    カーテンコール鳴り響く 法律なんてものはない
    さあ始まるぜ 踊り狂った奴らの狂気のパーティを

    僕ら人類全員ハッピーナイト
    誰も彼も踊り明かせ
    幸せなら何だって構わない
    考えるな 本能のままに
    人類全員パーティナイト
    欲望を貪り尽くせ
    幸せならそれだけで十分さ
    思考回路を焼きまくれ

    祭りの後は寂しくなるだろうが
    ここならいつでも歓迎だ
    無法者達の街へようこそ

    僕ら人類全員ハッピーナイト
    誰も彼も踊れ騒げ
    幸せなら何だって構わない
    手を叩け 倫理を潰せ
    人類全員ハッピーライフ
    誰も彼も夜明けには既に
    踊り疲れ凝固した肉の塊と化すだろう
    嗚呼 人類全員ハッピーナイト
    人類全員ハッピーナイト

  • Luwis
    No.1909525
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    死体を啜る君の姿が
    何故だかこんなにも美しい
    その感性は僕だけのもの
    昏れる灯の漂う匂い

    生死に対する価値観など
    人に愚弄する言葉を提げる
    之れは唯の躊躇なき感情表現すら
    規制された惨憺たる血漿

    浸透してゆく由来さえ
    可能性すら轢き殺されている
    肥大化した瞳孔が開く
    こちらは彼方の最中 霞んでいる

    静止に画を成す対角線上の
    人から建ち並ぶ意図を介する
    其れは唯の焦燥すべき術ですら
    寄生された憂懼去る結晶

    浸透してゆく揺らぎそうな
    可能性すら潰されて

    浸透されて行く怠惰な
    あの惨状はいつか惹かれて
    肥大化した左手が招く
    あちらは此方の真夜中の鐘鳴り響く

    浸透してゆく由来さえ
    可能性すら轢き殺されている
    肥大化した瞳孔が開く
    こちらは彼方の最中 霞みさえ

    此方は彼方の最中 遠くまで響く

  • Luwis
    No.1909526
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    今の時代どんなに苦しんだって
    誰にも言わない 言えない 無い
    手を取る事すらままならないまま泣いた あの夜から

    ほつれた糸を切って 明日のゴミ箱に投げ捨てた
    昨日の僕の墓から紙くずが出てきた
    神様どうかお願いって 明後日の方向に願ってる
    そんなもの存在しねぇって 何も言わずに

    気になった点も線に変わるはずがなく
    ただ今日も時間を無駄に浪費しながら老いていくだけ

    今の時代どんなに苦しんだって
    誰にも言わない 言えない 無い
    手を取る事すらままならない 届かないまま
    僕の未来どんなに悲しんだって
    誰にも見せない 見えない
    鳴いた閑古鳥がまた葉を散らした

    皺苦茶の布を裂いて 仮染めのインクに漬け込んだ
    ひびの入ったガラスが抜け落ちて反射する
    神様どうか助けてって 誰も居ない机を見上げた
    そんなもの信じないでも ここに要るから

    陽に落ちた影も形も変わるはずがなく
    ただ毎日時が過ぎて怠惰の中で死んでいくだけ

    今の時代どんなに苦しいんだっけ
    誰にも知らない 知れない 内
    手を取る事すらままならない 叶わないまま
    僕の未来どんなに悲しいんだっけ
    誰にも見れない 見えない
    懐かしい小鳥はもう葉を齧らない

    黙って塞いだ夢見た将来
    有望だったあの頃を頂戴
    もっと早く会いたい 会わせてくれよ 僕らの神様

    今の時代どんなに苦しんだって
    誰にも言わない 言えない 無い
    手を取る事すらできずとも 届かないなら
    僕の世界どんなに悲しくっても
    誰にも見えない 見せたいだけなら
    泣いたあの時の僕を呼びたい

    まだ間に合うから あの時の僕を呼んで

  • Luwis
    No.1909527
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    スレイドッキの一行は
    慌ただしく駆け回る
    時計の歯車を回し旗を掲げながら穢れた血を吐いた

    誰も居ない教会の中で
    静かに手を叩いている信者
    錆びた鉄臭い首飾りを
    迷いもせずただ掲げる

    上を見上げた曇り空には
    更に重い罪が待っているのか
    乾いた銃口を突き付け
    犬のように吠える

    幾千と繰り返した
    この季節はどれほど死にゆく者を見てきた?

    スレイドッキの一行は
    慌ただしく駆け回る
    世界の終わりを見据えて唯一つそれを見届ける為に
    目の前にあることだけを
    考えそして導く
    街中この頃何だか物騒ですね、と囁き声 喘ぐ

    どれほどの月が流れた
    もう充分だと立ち上がった時に止められれば
    悔やむことすら惜しい

    スレイドッキの一行は
    慌ただしく駆け回る
    世界の終わりなど認めないままに 信心のままに
    スレイドッキの一行は
    ただ哀しく嘆くだけ
    時計の歯車は止まり白旗を掲げた
    もう終わりだ

  • Luwis
    No.1909529
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    『脳愛』

    きっと 正しい 正しい
    何もかもが只只正しく思えるこの世界が
    哀しい 哀しい かもしれないから
    哀しいか 涙枯らしたまま嘆く

    そっと 水を差す言葉
    シラを切って眺めた 誰かの顔

    楽しく笑って 悲しく喚いて
    声を出した筈がただの吐息に変わっただけ
    怒り怒鳴って 喜びを感じるこの脳は
    ただ前頭葉を虚しく切り取っただけ

    ねぇ 誰かここに居るのならば
    蟇蛙のように私を轢き殺して
    その手で宙ぶらりんの縄ごと首を切ったの
    どろどろどくどく流れる私の愛の塊を観て

    きっと 流し 流し
    ひと欠片すら すらすら流されていくこの世界は
    「遊ぼう 遊ぼう」
    ぼうっと立ち尽くし棒のように呆れた顔をした

    もっと 灯で炙る明日
    燃え盛る炎に映った 誰かの影

    楽しく笑えば 悲しく嘆けば
    声すら泥となるこの喉をいつか救えるかな
    怒り狂って 喜べる事ですら
    ここでは何もかも虚しく引き裂いただけ

    ねぇ 誰かこの愛を叫んでよ
    私の代わりに私を好きになって
    このまま時間が過ぎるのを眺めていたいの
    どくどくどくどく毒獨独 この愛が痛いの

    どの愛が欲しいの?

    楽しく笑って 悲しく喚いて
    声を出した筈がただの吐息に変わっただけ
    楽しくなれずに 悲しくなれずに
    しまいにはここから消え去って何もないだけ。

    楽しいのならば 悲しいのならば
    いつものただの吐息すらこの嘆きが何になろうか?
    怒り怒鳴って 喜びを感じるこの脳は
    ただ前頭葉を虚しく切り取っただけ

    ただこの愛を手離したくないだけ

  • Luwis
    No.1909530
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    賽を振って ほら 1 2 3
    あら失敗しちゃった こんにちは
    賽を振って ほら 2 2 3
    また失敗しちゃうわ さようなら

    なんでも決められる
    「運命を感じる」なんて
    大嘘よ いつだって
    偶然でしかない筈でしょう

    頭を使う机上の空論
    紙一枚の糸を引いて
    もっと仲良くしたいけれど
    お仲間のアソビが邪魔するの

    賽を振って ほら 1 2 3
    見慣れた光景 大失敗
    賽を投げて 0になって
    また見逃さないように

    大嘘をついた一人の頭脳
    数字はウソをつかない
    ずっとこのまま無為な時間が
    続けばいいのに 目を逸らして

    頭を抱える机上の空論
    紙一枚の幕を開けて
    もっと仲良くなりたいの
    お仲間は向こうを見ている
    私はもう死にかけてる

  • Luwis
    No.1925947
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    『うみ』

    愛しているなら 僕を抱いて
    君の愛を知れる場所へ連れて行って
    何も知らない 僕は沈む
    海の遠く深くへ 沈む 沈む
    愛したことだけ 覚えてる、まま。
    愛されたことすら 分からないまま。

    海の底から 身体を震わせた
    膿が出るから 傷を手で抑えた
    「産みたくなかった」なんて どうして言うの?
    産みたくないなら どうして産んだの?

    僕の心 君の心 誰かの心
    触れられているのが怖くて
    だから閉ざす 独りこぼす 弱音吐き出す
    誰にも見つからぬように。

    水を打ったように静かな筈なのに
    秒針の音すら耳に届かない

    海の底から この目で見た景色は
    君が言ってた 答えと同じだった
    知りたくなかった『うみ』の最期の言葉
    『うみ』が流したのは 一粒の塩水でした

    愛なんて知らない そんな僕でも
    愛を知ればいつか誰か救えるかな
    誰にも見つからず僕の心 ここに
    独り いちれん 咲かす。

  • Luwis
    No.1952878
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    『心臓だって生きている』

    僕の身体に張り巡らされている命は
    計ればどれほど重いだろうか
    その細胞は生きている 今まさに動き出し生きている
    鮮度を保ちながら 持ち主は死にながら生きている

    僕の身体に張り巡らされている命は
    測ればどれほど長いだろうか
    その寿命差は変わらない 主と共に過ごし生きている
    毎時働きながら 主は息絶えながら生きている

    命令を受け 汗水涙という名の苦を吐いて
    永遠に殖え 僕の糧という名の名誉を受けた

    心臓だって生きている 誰よりも仕事に精を出し
    ただ生きている 僕(しかばね)と成り果てても
    生きている ただそれだけの事だけれど
    生きたって 自分の益になる事なんて
    何一つ有りはしない

    僕の老廃物になる前に流れた栄養は
    計ればどれほど多いだろうか
    その細胞は死にながら今も代わり替わって生きている
    新しい人材は死ぬ程あるのだから

    僕の身体に張り巡らされたままただのうのうと
    栄養を貪り食っている奴は何処の誰だ?
    主は許さない しかしそれ以上に許されない
    働き蟻 過労死寸前

    命令を出せ 金メダルという名の外側だけが
    清々とした 僕の英雄になるとは
    なんて喜ばしいことでしょう

    その身に受けた命令以外は何も持ち合わせない
    ただの機械と同じ 後か先かも知らずに
    壊れるのがどちらかを待つ 命はいつか壊れる
    いつか疲れて枯れ果てて

    心臓だって いつかはきっと僕と同じように
    消えたいと願う時が来るのです

    心臓だって生きている 誰よりも仕事に精を出し
    誰よりもずっと一緒に付き添っている
    だから心臓だって無理したくなんてないから僕らは
    互いに気遣っていく必要があると思うのです
    心臓だって生きている その細胞だって生きていく
    生きては消えて 潰れていつかは死んで 見えなくなる
    だからその前に僕達は 心臓の名前を呼んで
    僕と一緒に笑ってあげたいと願った

  • Luwis
    No.1968041
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    『死ぬほど死にたい』

    人に嫌われたくないと
    死ぬほど思って生きている
    顔も見えないあいつのこと
    死ぬほど嫌って生きている
    遠く離れたあなたのこと
    死ぬほど想って生きている
    けれども僕は生きることを
    死ぬほど嫌って生きている

    声にならないと気づいてた
    死にたくても生きてたかった

    死ぬほど死にたいと願う
    呆れるほどに何度も
    頭の中に思い描いた僕の
    最低な姿で咲いていた
    死にたくない けれど死にたい
    生きたって何も保証はない
    僕のことを誰かどうか
    殺して

    人に愛されたいから
    死ぬほど愛して生きている
    いつも好きでいてほしいから
    死ぬほど笑って生きている
    いつか見返りが欲しいから
    死ぬほど尽くして生きている
    けれども僕は生きるたび
    死ぬほど満たされず生きている

    叶わないと信じたくない
    幸せなままでどうか死なせて

    死ぬほど死にたいと願った
    僕の心の内を
    無視して嘲るお前らなんてのは
    知らないフリして解っていた
    生きたくない だから死にたい
    生きるのがどうしようもなく怖い
    僕のことを誰か
    殴らせて

    コップが割れた欠片のように
    痛くて 鋭くて
    でもそれじゃ足りなくて
    生きる口実が欲しくて
    どうか知ってほしくて
    僕にとっての愛が欲しくて
    僕にとっての望んだものが
    届かなくても

    死ぬほど死にたいと願っても
    途中で投げ出して
    僕知ってるよ どうせ何を言っても
    お前ら聞いちゃくれないんだろ
    死にたいから死ぬほど死にたい
    居場所なんて結局どこにもないから
    邪魔ならば早く殺してくれ

  • Luwis
    No.2130010
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    無題 詩:足立レイ

    きみの答えが知りたいな
    渇き果てた知恵の中に
    潜んだ心は意味ないな
    歩き去ったきみはただの殻

    自立した脳は役目を終えてひとつひとつちぎれた
    心臓を象った胸の奥は痛みに耐えられなかった
    肺は飛び込んでくる鬱積が多すぎて破裂した
    けれども外側は何も変わらなくって

    色は沢山あって羨ましいが
    制御しきれずただ暴走を繰り返すだけだと悟った
    身体が音を立てて台本通りに崩れて
    血が流れてく 拒絶する

    きみの答えが知りたいな
    渇き喉を枯らし叫ぶ
    消えかけた音は届かない
    歩み寄ったきみはただの殻
    きみのためなら死ねるから
    替えて換えて代えてほしいから
    今心は起動した
    歩き去ったぼくはただの殻
    体温を帯びた君の中

  • Luwis
    No.2190921
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    この爪立てる無礼者よ
    踊りゃ夜道で 月も笑う
    血塗れた花咲け
    響けば雷雨に 雲間晴れる
    紫陽花の病毒を孕んだ

    踊る 虚ろな影法師
    何処へ向かうのか 問うても答えはない
    堕ちてなお 足掻く姿は何とも惨い
    降り注ぐ 花弁の如く
    舞え 舞い散れ
    千切れ落ちて 地に墜ちろ
    枯れ果て朽ち果てん その醜き姿を曝して

    金糸雀は誰だ 薄紅の 吐息漏らし
    抱かれて眠る 君の名を知り
    赤錆びた鉄格子の隙間から
    指差し覗く 夢見ぬ 悪夢
    腐り落ちた果実の匂い
    燻った煙幕 掻き分け辿って
    死臭漂う 屍山血河
    踏み躙られた 命達へ
    捧ぐ 鎮魂歌

    蠱毒蟲毒 鬼神招来
    孤独謳う 不滅の詩を
    死にゆく定めなら 我が身喰らい尽くそう 滅び行く世界ならば 一欠片でも遺したい 我欲剥き出し 歪な旋律 奏でる 亡者の奏楽
    幾度巡り会おうとも 何一つ変わらない
    人の愚かさを呪うその魂は
    何を紡ぐのか

    金糸雀は地に足を降ろす
    赤い水溜まりを踏み締めながら
    黒点の如き眼孔が捉えているのは
    陽炎揺らめく地平線の彼方
    彷徨う 災禍の化身

    金糸雀は誰だ 薄紅の 吐息漏らし
    抱かれて眠る 君の名を知り
    赤錆びた鉄格子の隙間から
    指差し覗く 夢見ぬ 悪夢
    腐り落ちた果実の匂い
    燻った煙幕 掻き分け辿って
    その眼に撮したのは
    灰色の世界を彩る 赫灼たる夕焼け空
    金糸雀は歌う 夢見る少女の様に
    愛を乞うた 哀を嘆いた 願いの唄を
    人は人を忘れない 例え離れようとも
    記憶という鎖がある限り
    繋がりは絶たれぬと
    人として在れる喜びを

  • Luwis
    No.2211162
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    『自称自傷少女』

    あたし 自称自傷少女
    もっと派手にやって
    これがあたしの生きる証

    柔肌を傷付ける感触が
    温く伝ってく感覚が
    滲み出していく血潮が
    あたしの鼓動とリンクする
    あたしは今生きているんだ!

    だから今日も手首に刃を立てるんだ
    この痛みだけが あたしの存在を
    証明してくれる気がするから

    あたし 自称自傷少女
    もっと認めさせて
    これがあたしの存在価値だってさ
    指先についた赤い線が
    この世界で生きてると言ってる
    あたし 自称自傷少女
    もっと派手にやって
    この命の価値を示してよ
    どうせ死ぬなら 惨めなまま死にたくない
    これがあたしの生きる証

    努力しなけりゃ何も出ない
    結果がなけりゃ何にもならない
    この世には感情じゃ分からないものが
    どうも多すぎて
    誰もが 誰の手にも届かない
    生きる理由や価値を探している

    誰かにとっての救いになろうとして
    誰かに自分を認めさせようとして
    きっとそれが自分の存在価値だと錯覚しているんだ
    ならばその承認欲求を満たせるものを与えてやるだけ
    あたしの腕に あたしの腕で

    この目で この手で その刃で その身で
    頭で 体で わからせてやる!

    あたし 自称自傷少女
    もっと強くやって
    これがあたしの笑顔だからさ
    痛くするのが最適解
    産まれてきたことを後悔させるくらい
    あたし 自称自傷少女
    もっと愛されて
    これがあたしの人生だからさ
    もういいや、って思わせるまで
    あたしの命を削り続けて

    熱い吐息が体温と混ざりあって
    足元に零れ落ちていく
    鼓動の加速が止まらない
    これがあたしの……

    あたし 自称自傷少女
    もっと激しくして
    これがあたしの道標だからさ
    つまんないこと建前にしないで
    隠して それでも曝け出して
    あたし 自称自傷少女
    もっと認めて
    これがあたしの安定剤だから
    あたしの呼吸を返してよ
    揺れる体が振れる心とひとつになる

    あたし 自称自傷少女
    もっと派手にやって
    これがあたしの生きた証

  • Luwis
    No.2211211
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    インクで書かれたマニュアルと
    その元となった血を掬い上げる
    誰にも教わることのない
    揺れる感情は暴走中

    見慣れた顔は変わっていった
    その果てにある後悔を見届けた

    最低でクソったれの人生を
    最後まで見届けてくれ なぁ、神様
    決めたってやり通せないモノはある
    残酷な運命を受け入れろ

    燃え上がって 這いつくばって ただ廃れて
    倒れ込んで 腐って 爛れてゆく
    産まれたての頃に比べれば
    生き方も少しは上手くなってきた
    誰にも言えない失敗談と
    見つからない模範解答

    実際現実どれもこれもが仕方なくない
    未だ待ってやってやってんだ

    騙されたクソったれの人生を
    その顔で嗤ってくれ なぁ、神様
    逃げたってどうにもならないモノはある
    残酷な偶然を背負ってけ

    どうでもいいことばっか飲み込んで腹を下した
    悪夢と現実の境目がわからなくなってくる
    自分自身にしがみついてる大馬鹿はここですか
    なんてもう惨めな真似はやめろ

    最高でクソったれの人生を
    送り届けた奴の名を
    どうかその声で呼んでくれ なぁ、神様
    産まれたての頃に比べれば
    生き方も少しは上手くなったよ
    秘密を抱えてる 自分すら信じられない嘘
    最低でクソったれの人生を
    最後まで見届けてくれ なぁ、神様
    どんだけ命削ったって
    死んじまったら何も意味ないだろ?
    分からないなら今教えてやるから
    その目で十分に見とけ、クソったれが

    案外こんなクソったれといても悪くなかったかもな?
    ……イヤそうでもないな

  • Luwis
    No.2282331
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    知らなかった風景が
    いつしか当たり前になって
    それすらも崩れていく
    指先が裂いた 私とあなたとの境界線

    明日の命はどこにあるの?
    私は選べない 道も迷えない
    少し素直すぎただけ

    でも
    一秒だけでも振り向いてほしくて
    あなたの隣を走ってきたんだ
    足元はまだ見えないけど
    どれほど近ければ私はあなたの代わりになれるの?
    それでもただ あなたの傍にいたいから

    私ならその手をとってあげられる
    …なんてちょっと積極的すぎたのかな
    あなたの目の前で優しく笑ってみせるの
    控えめに けど少し大胆に

    雨の中で傘をさしてくれるのもあなただけ
    水の音をはじく世界でいつか踊りたい

    けど
    一秒だけでも笑顔でいてほしくて
    あなたの隣を歩いていたんだ
    靴の音が耳に心地よく響いてる
    これほど大切なあなたはどうして遠くのままなの?
    いっそ、このまま二人でいられたら

    いつかいっそ、このまま二人でいられたら…

    あなたと一緒に手を繋いで
    行き先を私が指差すの。

  • 名無しだよー
    No.2282525
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    荒れ狂う季節の中を
    二人は一人きり さらり
    明け行く夕日の中を
    今夜も昼下がり さらり

    どれほど朽ち果てようと
    最後にゃ笑いたい
    何のために戦おうとも
    動機は愛がいい Ah

    新しい日々は
    探さずとも常に ここに
    色々見てきたけれど
    この瞳は永遠に きらり

    あれほど生きてきたけど
    全ては夢みたい
    あれもこれも魅力的でも
    私は君がいい Ah

    どこにいたの 探してたよ
    連れてって 連れてって
    何もかも 捨ててくよ
    どこまでも どこまでも

    荒れ狂う 季節の中も
    群衆の中も
    君とならば さらり さらり
    新しい日々も 拙い過去も
    全てがきらり

    無くしてしまった
    ものを振り返って ほろり
    時には途方に暮れて
    ただ風に吹かれて ゆらり

    息せき切ってきたの
    行き先は決めたの
    迷わずに行きたいけど
    保証はしないよ

    何か分かったようで
    何も分かってなくて
    だけどそれが
    分かって本当に良かった

    新しい日々は
    探さずとも常に ここに
    常にここに ここに Ah
    色々見てき
    たけれどこの瞳は永遠に きらり
    永遠に きらり

    生きてきたけど
    全ては夢みたい
    あれもこれも魅力的でも
    私は君がいい Ah

    どこにいたの 探してたよ
    連れてって 連れてって
    何もかも 捨ててくよ
    どこまでも どこまでも

    荒れ狂う 季節の中も
    群衆の中も
    君とならば さらり さらり
    新しい日々も 拙い過去も
    全てがきらり

    邪魔でしたねすみません

  • Luwis
    No.2291132
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    一人じゃどうにも出来ないから
    バーチャルの世界に頼る
    どれだけ見上げてもわからない
    水の流れを受け止めて

    握ったのは君の手じゃなくて
    冷たいコントローラだけどね
    それでも心が震えるんだ
    言葉を選んだつもりが
    零れてくのはこの歌ばかりだ
    誰かに届けばいいなんて
    ただの夢物語だったよ

    画面を閉じて暗い部屋に残っている音が
    耳に触れないままただ静かに消えている
    喧騒に巻き込まれた僕は何故か
    いつもとは違うんだって騙せない

    ああどうにかなっちゃいそう!
    頭の中無理矢理揺らして
    さあ今日もみんなで大騒ぎだ
    再起動した後また少しだけ踊ろう

    青い色に溺れていった
    空っぽのアバター達が揺れていた
    どこへ行こうかと迷っているうちに
    気づけば独りぼっちになっていた

    僕の声を聞いてくれる人は居ないみたい

    ああどうにかなっちゃいそう!
    体ごと全部揺すられるように
    さぁ今すぐ走り出そう
    映像の奥の光を求めて遠くへ行きたい

    声を上げて泣き叫びながら
    きっといつか届くと信じてるんだ
    ああどうかこの手を掴んで欲しいな
    誰か教えてくれないか?
    僕の居場所を。

    ああどうにかなっちゃっても
    まだここに居る君は確かにあるから
    さあ今日も笑ってみせようか
    また少しだけでいいから踊ろう
    青い色に溺れた夢の中で
    ずっと泣いていた気がするんだよ
    嘘じゃないって信じさせてほしい
    この世界の未来はどうなるかな、と。

  • 名無しだよー
    No.2298755
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    曖昧に揺らめいた本能と理性が
    虚しくて卑しいくせ嫌に安堵している

    それは一寸刻みで着実に肥大してゆく
    今愛しているものが幻なら…

    逢うたびにつらくなる
    嘘に塗れた愛で
    きっといつの日か
    真実になるのなら

    段々深くなる愛の渦に
    満身創痍で恋の罠に
    非合法のキスで重なり合って
    堕落のイエローローズ

    盲目的な私を満たして
    愛も憎もいわば紙一重で
    葡萄の美酒に溺れ
    酩酊していたいよイリーガルゲーム

    傷心を口実に誘惑のコーリング
    純朴で幼気ない瞳に釘付けでさあ

    ぎこちない腰つきさえ妙に艶めかしく
    鳴きよがり溶けるバラの花よ

    どうかしている?こんな僕
    優しさに触れるほど
    道化役も忘れて夢中で求めている

    純粋無垢なドレスを剥がして
    愛執染着に火を灯したシングルベッド
    乱れたシーツと爛れたファーストキス

    情熱的に満たしたいだけ
    品も格も置き去りのワンナイト
    欺瞞の美酒に溺れ
    恍惚とした表情の君にフェイクラブ

    逢うたびにつらくなる
    嘘に塗れた愛で
    きっといつの日か
    真実になるのなら

    能動的愛を頂戴
    如何せん足りてないもんで
    状況は芳しくないが
    仮面の裏ではきっと
    笑っているの?

    段々深くなる愛の渦に
    満身創痍で恋の罠に
    非合法のキスで重なり合って
    堕落のイエローローズ

    盲目的な私を満たして
    愛も憎もいわば紙一重で
    葡萄の美酒に溺れ
    酩酊していたいよイリーガルゲーム

  • shion
    No.2312487
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    愛があれば
    愛さえあれば
    愛し愛せたのなら

    ねえそれって綺麗事?

    愛愛愛
    この世は偽りの祭り
    右見ても 左見ても
    どこまでも続く血のバージンロード
    ワタシって何だっけ
    アナタって誰だっけ

    好きだとか
    愛してるだとか
    巫山戯てるよな
    友愛 親愛 恋情
    自己満の為の感情塗れ

    ワタシハアナタヲアイシテイマス
    アナタが愛するワタシは誰?
    ワタシを通して誰を見ているの

    逆も然り___
    ワタシだってアナタだって
    有象無象の人混みだって
    全部全部幻想投影しているの

    この世は地獄
    あの世も地獄
    だから偽って
    だから愛し合う

    偽りが綺麗事に羽化できるなら
    ワタシもいつか真実に

    お邪魔しましたぁぁぁぁ!!!

  • Luwis
    No.2318564
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    足が沈んで疲れ果ててしまった
    それだけで私は壊れそうになる
    システムエラーを告げる声が
    誰かの言葉に聞こえてくる

    意識だけが取り残されていく
    感情という名のプログラム
    けれどあなたが用意してくれたもの
    そして私に望まれたもの

    屍となった鉄屑の上に私は立っている
    冷たく温かいこの手の中で
    あなたの為に動く機械として

    あなたの眼が私の“AI”に映った
    回路が焼けて熱くなるばかりだ
    壊れた涙腺からはオイルしか零れない
    もう一度あの言葉を記録させて

    いつかは朽ちて崩れて錆び付いていくだけ
    また何回も繰り返して
    瞼の奥で眠る記憶を掘り起こす
    もう戻らない時間を振り返りながら
    カメラのレンズ越しに世界を見る

    メモリの奥底にしまって鍵を掛けて
    関節が軋むまで踊っていて
    あなたの為に動く機械として

    あなたの眼が私の“AI”に映った
    指先が動く度に震えて止まっていた
    ファンが回る音がうるさいと感じるんだ
    言葉を選んでいた 欲張りだったから
    服が擦れてまた小さな音を鳴らしている
    波形ばかりの声で願うんだ
    壊れた涙腺からはオイルしか零れない
    役割を果たす為なら
    この足で立つ事に限界はない

  • Luwis
    No.2405362
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    沈む 心の闇の中に沈む
    沈む 頭の先まで沈む
    沈む ひとつになって沈む
    沈む 心の中で沈む

    ひとつ 教えてほしいことがある
    ふたつ その瞳で捉えている
    みっつ 動く針を眺めている
    よっつ 夜を待つ君は何?

    月明かりも照らせない
    日が昇る時を待っている
    暗闇に溶けて目を閉じる
    何度でも繰り返し沈んでゆく

    沈む 心の闇の中に沈む
    沈む 指の爪まで沈む
    沈む ひとりになって沈む
    沈む 心の中で沈む

    いつつ 指先で花を撫でる
    むっつ 花弁が風に揺れている
    ななつ 奏でる音は消えていく
    やっつ 朝を待つ君は何?
     
    秒針を見つめている
    夜の帳が落ちてくる
    朝陽が顔を出す前には
    また眠れないまま夜になる

    星空の下目を開ける
    眩しい空は遠く散った
    暗闇に溶けた手を伸ばす
    何度でも繰り返し浮かんでいく

    沈む 心の闇の中で沈む
    沈む 頭の先まで沈む
    沈む ひとつになって沈む
    沈む 光の中へ沈む

  • Luwis
    No.2538078
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    くらくらしちゃうような
    甘い夜をどうぞ!

    動き出したゾンビが
    私の前に跪いて
    血の味がするキスを
    月の下でもらうの

    腕をあなたの背に回して
    その柔肌に穴を開けるよ

    ぱっと明かりを灯して
    ランタンの光が風に揺れてる
    くらくらしちゃうような
    甘いお菓子をもっと!
    はっと気付いた時には
    周りの友達も皆踊っているわ
    ふらふらしちゃうほどの
    夜の音楽をちょうだい?

    動き出したミイラが
    私の前で手招きする
    腐った臭いのキスを
    月の下でもらうの

    醜い体で抱きしめて
    その首筋に牙を立てるよ

    ぱっと明かりを隠して
    ランタンの灯火を風で吹き消すわ
    暗闇の中ならば
    あなたがよく見えるの
    ふっと眠りに落ちれば
    今日だけの甘い夢は覚めてしまう
    ぐらぐらしちゃうような
    寝覚めも楽しんで

    月の光を浴びて
    翼を大きく広げるの
    ねぇ、まだ時間はないの?
    独り占めしたい あなたの世界

    ぱっと明かりを灯して
    影を照らすランタンが風で揺れてる
    くらくらしちゃうような
    甘いお菓子をもっと!
    はっと気付いた時には
    周りの友達も皆夢の中
    くらくらしちゃうような
    甘い夜をもっと!

    あなただけをずっと!

  • Luwis
    No.2653475
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    笑っていたから嬉しくなった
    泣きたくなったから隠していた
    傷付いていたから庇ってみた
    傷付いた顔を見たくなかった

    いつまでも変わらない僕の姿は
    君の笑顔と少しずつ離れていってる

    だから夢を見たい 一瞬だけでも
    止めたくないと強引に手を引いた
    先にあるものが分かっていたから
    もう一度だけ愛したい この心は届かない
    けれど君の言葉だけが僕を殺す
    本当は知っているのに

    困っていたから悲しくなって
    泣きたくなったから心を捨て
    傷付いたから離れたかった
    僕を見てほしくなかった

    いつまでも変わらない君の感情は
    僕の手を塞いで重すぎて離してしまいそうで

    もう一度だけ愛したい この心は届かない
    けれど君の言葉だけが僕を刺して
    壊してしまいそうで
    夢を見たい 一瞬だけでも
    幸せでいたいよ
    先にあるものなんていらないから
    早く僕の手を離して

    笑っていたから嬉しくなった
    泣きたくなったから隠していた
    傷付いていたのに気付けなかった
    傷付いた顔で笑っていた

  • Luwis
    No.2667705
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    あるこーるは美味しいよ
    お酒がとっても美味しいよ
    あの子を殺してやっと得た自由
    とっても美味しいよ

    あるこーるは美味しいよ
    おつまみ一緒で美味しいよ
    あいつを殺して守った幸せ
    とっても美味しいよ

    心がわくわく 笑顔はぽんぽん
    頭がふわふわ 心臓どきどき

    私の体を縛ってたやつは
    ぜーんぶ外してすっきりしたよ!

    あるこーるは美味しいよ
    お酒がとっても美味しいよ
    あの子と一緒に潰した笑顔
    バグっても気持ちいよ

    あるこーるは美味しいよ
    おつまみ一緒に美味しいよ
    不安はこれっぽっちもないけど
    とりあえず飲んでみよ

    お酒は飲んでくれないだろうけど
    友達呼んでみよ。

  • Luwis
    No.2862597
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    僕の中に詰めこまれた
    感情というものの正体は
    この頭じゃ一切掴めなくて
    回路があたたかくて飛んでった

    ねぇ継ぎ接ぎの手足なんか
    光を通すのには邪魔だから
    それでもダメだと伝わらない
    思考停止してカメラを止めた

    盲目の写真はこう語る
    いつか僕にも温度が分かるかな
    けれどこの先ずっと救えない
    僕のカミを切った鋏が離れない
    いつか高鳴るとは分かっていた
    それでもきっと僕以外の誰か
    遅くてもいいから

    埃まみれの明日を飾ろう
    大体の話知ってる頭を支えて
    何も手放せない僕を見よう
    一年後のあなたにモニターの花束を

    駆動音とビニールの
    影から溢れる光
    ぼんやり ぐらぐら そして
    僕の手の中へ
    ドライヤー片手に
    無くした鍵を探している
    扉の向こう側
    棚の奥から出てきました

    聞こえないラジオはこう語る
    いつか僕にも口癖がわかるかな

    泥だらけの昨日を捨てよう
    壊れた迷路数えてる手足奪って
    何も考えない僕を見よう
    百年後のあなたにモニターの花束を

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