俺が2年前の夏に体験した怖い話をさせてください。
俺の話が終わったり、気が向いたりしたら皆さんの怖い話もしてください。
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俺が2年前の夏に体験した怖い話をさせてください。
俺の話が終わったり、気が向いたりしたら皆さんの怖い話もしてください。
2024年7月17日に、昔から俺を可愛がってくれた婆ちゃんが亡くなった。
そして翌日に葬式をするということになって、俺も大学とバイトを休んで式場に向かった。
物心がある初の葬式で、緊張と悲しみに俺は包まれていた。
葬式が進んでいく内に、俺は婆ちゃんと過ごした日々のことを思い出して涙を流してしまっていた。
そして葬式の全てが終わる。
最後に親戚の人から、婆ちゃんが大切にしていた古びたネックレスをもらった。
俺は何となく婆ちゃん家に泊まろうと思った。
婆ちゃん家には既に誰もいるはずもないが、「どうせ壊されるぐらいなら最後に1泊しとこう」って思った。
直ぐに親戚の叔父さんの車に乗せてもらって、世間話をしながら10分くらいで懐かしい婆ちゃん家に到着した。
俺が昔から遊んでいたおもちゃ、孫のために買ったのであろう赤ちゃんのあやし道具、名前と身長が刻まれた木の柱。
それを見ていると、また涙が出そうになった。
そして俺は、婆ちゃん家に泊まる時に必ず、寝ていた部屋に荷物を置いて布団を敷いた。
既に時間は21時くらいで、風呂に入った。
此処も懐かしさを感じながらシャワーを浴びていると、冷たい風が背筋を通って俺は小さく震えた。
「扉でも空いていたんだ」と思っていた俺は、急いでシャンプーを洗い流して扉を閉めようとしたが動かない。
そもそも隙間なんてなかった。
小窓も確認するが、空いていなかった。
俺は気のせいだと信じて早めに出て、パジャマ姿でリビングに足を運び、婆ちゃんが座っていた椅子で適当にテレビを見ていた。
テレビをずっと見るのは苦手だったから、周りを見たりして懐かしさを感じていた。
22時くらいに猛烈な眠気に襲われ、部屋に行った。
眠かったはずなのに、10分くらい目を閉じても全く眠れなかった。
だから退屈になって部屋のテレビを見ていると、ドアの隙間から光が見えた。
全部の電気を消したはずだったから、直ぐに起き上がって確認しようと起き上がる。
すると後ろから物凄い視線を感じた。
電気を着けて振り返るが、誰もいなかった。
嫌な予感がしながらも電気を確認してみるが、やはり消えていた。
寝呆けてたんだと言い聞かせながら部屋に戻って寝ようとするが、寝れない。
そうこうしている内に尿意がきた。
我慢したくても、がまんできないほどに。
俺は渋々、立ち上がって部屋から廊下などを伝っていかないといけない遠いトイレに向かった。
そしてトイレを済まして出ようとした時、ペタペタと明らかにこっちに向かってくる足音が聞こえてきた。
その瞬間から俺は強い恐怖感で頭が真っ白になった。
スマホを置いてきたことを後悔しながら、トイレに鍵を閉める。
するとバンッと大きくぶつかった音が聞こえ、俺は心臓がバクバクと鳴っていた。
2分くらいして、ゆっくりとドアを開けて確認すると、ドアに1つの白い手型がはっきりと写っていた。
俺は初めて背筋が凍り、急ぎ足で部屋へと戻って、夏で暑い時期なのにクーラーを消して毛布にくるまった。
そして1人が怖くなったので親友に電話をかけようとするが、中々繋がらない。
TikTokやInstagramを見ようとするが、開かない。
「おかしいな」と思って通信状況を見るが、圏外になっていた。
昔は普通にWi-Fiも繋がっていたし、それに此処だと通信は入るはずなのに、俺は恐ろしかった。
早くこんな夜、明けて欲しいと思った。
そんなことを考えていると、またさっきのペタ、ペタという足音が近付いてきた。
俺はガクガクと震えながら足音の方を見ていると、ゆっくりとドアがギィィィと音を立てて開いた。
もう気絶しそうなくらいの緊張感だった。
そして人影が見えると、俺は絶句した。
そこには身長が160cm中頃で、体は全て真っ白、顔は黒いが目だけ白目かというぐらいに白くて、耳と鼻と口はかろうじてあるかぐらいで、右耳と右手は完全になく、小さな呻き声を発していた。
その姿を見た俺は、最後に大きなバンッという音と共に失神した。
目が覚めると朝の6時半くらいで、直ぐに準備をして近くに住んでいる親戚の人に連絡して迎えに来てもらった。
何も知らない親戚は顔面蒼白の俺に「良い夜だったか?」とか「婆ちゃんと会えたか?」なんて聞いてきたが、俺は全てを話した。
半信半疑のような顔をされたが、直ぐに親戚の人は「それ、多分だけど死んだお爺ちゃんじゃないか? 確かお爺ちゃんは戦争で敵の爆弾でどっちかの耳と右手と鼻を少し失ったって聞いた。それでその傷が原因で、今の婆ちゃん家に帰還した時に痛がりながら死んだって婆ちゃんが言っていたのを思い出した。お前が襲われなかったのは、その婆ちゃんのネックレスのお陰だな」と言った。
その言葉に俺は?という感情が浮かんだ。
親戚によると、そのネックレスは戦争が始まる随分前に婆ちゃんにプレゼントした物で、思い入れがあったらしい。
俺はあの時を思い返して、失神する前の大きな音はもしかしたら銃声だったのかもしれないとか勝手に考察しながらネックレスを見ると、銃弾のような丸がネックレスのぶら下がっている四角い宝石のような部分に空いていた。
それで俺はゾッとした。
そして後日、婆ちゃん家は誰も住むことはないと取り壊されることとなって、土地は不動産屋に売られた。
その後、俺は急激に体調を崩しやすくなったので神社にお祓いに行って、爺ちゃんであろう原因の霊を祓ってもらって元気になった。
今でも、あの日のあの姿を思い出すと背筋が凍る。
後ろに視線を感じて振り向いたらteruが這ってた
おわり