書き手なりの愛の言葉を綴るのみ
他者の介入も共感も批判も欲しくはない
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書き手なりの愛の言葉を綴るのみ
他者の介入も共感も批判も欲しくはない
水を蹴り上げるその足が
一等白いことだけを
ただ、ただ、覚えておりました
二度目を望む二番目なんでしょ
慣れ親しんだ空気の薄さに
溺れるように口を合わせた
貴女は生きる意味
貴女は死ぬ理由
夢を見た
起き抜けそんな報告をして
二人でもう一度シーツに潜る
そんな在りし日の夢を見た
塩コショウはケチャップに変えて
コップとお箸がもう1セット
それでも歯ブラシの数は増えないし
同じソープの香りもさせないんでしょ
寂しい眼差し
見ないでちょうだい
私の上に誰かの影を
私の一喜一憂を握るあなたは神
林檎と蛇がせせら笑った
無欲なんてものはなかったのだと
また間違えたんだとベッドの上で悟る朝
いつまで経っても消されぬアドレス
もう声すらも覚えちゃないのに
電車の揺れに涙がぼろり
雑踏の孤独に思うは貴女
伝える勇気は蛮勇で
言えぬ怯えは賢さで
それを許されぬ恋と呼ぶ
失ってから気づくもの
愛と友情、それから青春
それら全てはあなたの形