名前ふせるけどなんか前にこういう面白そうなのあったからスタート
ルール
1. 関係ない別の物語を始めない
2. 不快になる発言はしない
3. 関係の無いコメントはお控え下さい
4.主はトラブルがあった時 ルールでわからない事があった時(後スレ上げ)でしか出てきませんのでご注意を
以上これらを守れる人はどうぞ!
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名前ふせるけどなんか前にこういう面白そうなのあったからスタート
ルール
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2. 不快になる発言はしない
3. 関係の無いコメントはお控え下さい
4.主はトラブルがあった時 ルールでわからない事があった時(後スレ上げ)でしか出てきませんのでご注意を
以上これらを守れる人はどうぞ!
いつかのどこか、あるところに広い平原がありました。
様々な花が咲き乱れ、美しい小川がありました。
そして、その原っぱの真ん中には古い城がそびえ立っておりました。
そのお城には、昔々貴族が住んでいました。
しかし、今は誰も住んでいません。
ひっそりとたたずむ古城。
門には蔦が生い茂り、昼間でも冷え冷えした空気が漂います。
その不気味な雰囲気のせいで誰も近寄ろうとはしませんでした。そのせいで城は段々と老朽化が進んでいきました
昔は生き生きとしていた…そんな風には今は見えませんでした
そんなある日、
城を求め訪ねてきた少女がおりました。
それを聞いた村の人々は、少女に不気味な城に近づかないよう忠告をしました。
少女は表向きにはすんなりと忠告を聞き入れたようでした。
しかし、少女は郷里からはるばる離れたお城にどうしても入らなければならない理由があったのです。
少女がお城を探し求めていた理由、それは
少女はその城に住んでいた貴族の生き残りでした
なぜ自分たちの先祖は城を捨てなくてはならかったのか……それを知るために来ました
いつもならひっそりと佇む古城ですがいざ古城の前に行くと少女はお城の大きさや空気に圧倒されました。冷んやりとした空気に立ち竦み足が思う様に動きません。ですが少女は先祖の事を知るためにお城に入らないといけません。一つ深呼吸し大きな一歩を踏み出しました。すると少女の瞳に映ったのは…
所々茶色に変色した地面
お世辞にも綺麗とは言えない傷のついた家具
少女は驚き後ずさった。
そこで少女は見つけた
〝引きずられたように付いている茶色の跡〟
を。
これは……血痕のあとだろうか……
少女は怯えたが、帰ろうとはしなかった。
先祖の事を知るために。
恐怖に怯えながら歩を進めた
血痕のあとらしきものを辿る。
カツン、カツンと、靴音が古城に響き渡る。
少女はある部屋の前に辿り着いた。
「扉を開けるな」
少女の本性が語りかけてくる。
開けてはならない。でも、ここに何かがあるかもしれない。
震える四肢を一喝すべく頬をパチン、と叩きドアノブに手をかける。
少女の目に映ったのは…
続く、乾いた茶色の跡。
その先には蹲ったまま干からびた竜がいた。
少女は目の前にある恐怖に耐えながらも恐怖で足が動きません
少女は怯えながらもその環境に慣れ、干からびそうな竜の元へとギコチナイ足取りで向う
そして…
少女は竜に寄り
『貴方が私を呼んでいたの…?』
とこぼした。
竜は微動もせず佇まっていたが、
少女はそっと竜に触れ
【______,______,】
と、唱えた。
すると竜は眩しい程の光を発し
生気を帯びていた。
竜は光に包まれながら少女に何故ここに来たのか問いかける
少女は自分は貴族の生き残りで自分達の先祖はどうしてここを去らなければいけなかったのかを確かめに来たと竜に言った
やがて光は消えていった
竜は答えなかった、ただただ少女の前に現れ消えていったのだ。
少女は困り果てた。なんと帰り道を忘れてしまい地図も持っていなかったのだ。
そこで少女は…
竜が消えた場所にはある物が置いてあったそれは小さなコンパスである
少女はコンパスを手に取り、なにかを決したような顔をして、その部屋から出て行った。
そして、少女は古城を探索していたがあるものを見つけてしまった。
そう、とある部屋に置かれていたもの
それは
新しい地図
少女はおかしいと思った。
何故古城に新しい地図があるのか、
一体誰がこれをここに置いたのか
悩むことは沢山あるが、少女は地図を手に取り、一目散にある場所へかけていった
上げ
少女が駆けていったのは古城のある部屋だった
その頃、村では噂が広まっていました。
先日、出立していったっきり帰らない少女の噂です。
誰もが眉をひそめ、声を落とし、少女を哀れみました。
可哀想に、きっとあの不気味な城に呑まれてしまったに違いない。
ところがその話に、一人の男が食いつきました。
流れ者の傭兵です。
あげ
これもう続かないのかな。。。
続いてくれたら嬉しい
ある傭兵はこう思いました。
あの城とは美しい平原の中に佇む古城のことか、と。
彼はすれ違う村人に聞いて回りました。
すると、自分の歳の離れた妹とそっくりな少女がその古城に吸い込まれてしまったと、そう知りました。
もう数ヶ月が経つでしょうか。彼の妹が消えてしまってから。
命知らずな流れ者の傭兵はその古城へと向かいました。
傭兵が古城に向かう途中、「そこの若いの」と声をかけてくる者がいました。みると木の木陰に座っている老婆がこちらを見て手招きしています。近寄ると古城に向かうのならコレを持っていきなさいと老婆が傭兵にある物を手渡しました。
手渡されたものは琥珀色に光るブローチでした。
そのブローチを大切そうに手の中に包み込んで、老婆にお礼を述べればブローチを左胸に付けて、古城へと向かうのでした。
胸のブローチが光に照らされて飴色に輝いています。
そろそろ日も暮れかけてきました。
もう野宿の準備をせねば、そう考えた傭兵でしたが行く先に小さく城が見えてきました。
あの城こそが自分の妹が迷い込んだ城なのかもしれない。
そう思って思わず駆け出した傭兵。
駆け寄る傭兵の気配を察出してか先程まで物静かだった城からガタガタガタガタっと音が聞こえてきます。見ると古城にかかっていた羽橋が上がり始めていました。
傭兵が上がる羽橋に手を伸ばそうとしましたがあと一歩のところでバタンっと上がりきってしまいました。困った傭兵は入り口が他に無いか辺りを探します。
古城の周りを歩き入り口を探しているうちに日がとうとう暮れてしまいました。風は冷たく何処か遠くから狼の遠吠えも聞こえてきました。
狼がいるけれど今日は諦めて野宿をしよう。何かあっても大丈夫だろうから。そう決意したその時でした。
城の裏側にひっそりとあった扉が軋んだ音を立てて開いたのです。
城の周りを一周した時には気が付かなかった程の古びた扉です。
扉の中を覗くと薄暗く通路が続いているように見えましたが松明が無いとよく見えない状態でした。石積みで出来た壁に手をやりながら一歩ずつ慎重に進みます。進むにつれ傭兵はある事に気付きます。扉を入ってからうっすら感じていた事。それはわずかながら鼻を掠める嗅いだことのある匂い。その匂いがだんだんと強くなっていっている事。
間違いない、、これは血の匂いだ、、、。
どうか妹が無事でいますように、、、傭兵は心の中で祈りました。
一方で少女は地図に記されていた印の場所に来ていた。そこは古城の2階にある書斎部屋だった。
書斎部屋に入り
明るいところから暗い部屋にいったからか目がなれない。
そう思った少女の目にはいった物…
それはー
謎の大きな扉。何故かその中からは風の音がしています。
何かがおかしい。この中は部屋のはずなのに。外へは通じていないはずなのに。
そう考えつつも少女は扉のノブに手をかけました。
すると扉はー
開き少女を導いているように見えた。
そして少女が一歩一歩と前へ足を進めていくたびに
光り輝く道は先へ先へと続いていく。
終わりが本当にあるのかと考えながら一歩一歩と進んでいく
一歩。一歩。下を向きながら一歩。一歩。
そんな中ふと前を見ると目の前にはー
大きな女神像が少女を見下ろしていました。
少女は突然目の前に現れた女神像に驚き、思わず後ずさります。
少女は龍に触れた時と同じように女神像にそっと触れ言葉を唱えました。すると
女神はそっと口を開き、少女を見据え
「我この城の守り神なり。汝は何者だ」
と話し出しました。
少女は龍に伝えた時と同じように自分が貴族の生き残りである事、先祖が何故城を捨てなければいけなかったのか理由が知りたいと強い眼差しで女神に言いました。
すると女神は「汝がこの城の主の血を引き継ぐ者だと言う証拠をみせよ、さすれば望み通り城を去った理由を教えよう」「しかし、、」話を続ける女神の口調が一瞬、冷たくなるのを少女は感じました。なぜなら
「もし証拠が偽りのものなら、、城はお前の魂を飲み込むだろう」そう伝えたからです。
少女は何が証拠となるとか分からず慌てふためきました。
すると女神は「汝はブローチを持ってはおるまいか?」と尋ねます。そんなものを持っていない少女はふるふると首を横に振りました。
少女の言葉を聞いた女神は厳しい顔をして「さすれば汝の望みは叶えられるまい。今すぐ此処を出ていけ。」と言いました。
そのときです。悔しげに唇を噛んだ少女のポケットから、古びたコンパスが出てきました。
ーーーその時、傭兵は…
「どうか無事でありますように...」
血の匂いがする暗闇の中、妹の事を祈りました。
すると胸につけた黄金色のブローチが光だし暗闇を一瞬のうちにして消し去さりました。
「これはどう言う事だ?!」突然の事で傭兵は驚きましたがさっきまで見えなかった通路の先がブローチの光のおかげで見えるようになり、傭兵は妹を探しに一気に駆け抜けて行きました。
通路を抜けた先には広い踊り場がありました。
傭兵は大きな声で妹の名前を呼びました。が
城の空気は少しひんやりしていて妹を叫ぶ声が寂く響渡るだけでした。
どこにいるのだろう、、、傭兵は焦りと不安な気持ちを抑えながら、光続けるブーローチを眺めました。すると、、背後から 何やら物音が聞こえます。振り向くとそこにはーーー
上げ
あへ
「誰ですか、貴方」
怯えた兎のような目をした少女が立っていました。彼女を見た瞬間、傭兵は一瞬瞠目しました。なぜなら彼女は…自分の妹の面影を宿していたからです。
傭兵の口からは思わずこの言葉がこぼれおちました。___
「……違う」
傭兵は、無意識に零れた自分の言葉に一瞬戸惑うものの次第に頭でも理解していく。
そう、彼女は見た目こそ探していた自分の妹であるはずなのだが、何故か別人だと確信を持てたのだ。
「貴様こそ何者だ」
確信を持って強く糾弾するような傭兵の声音に、少女の姿をしたそれは大きく肩を震わせる。
それから迷うようにしばらく視線を右へ左へ泳がせたあと、決心したような表情を浮かべてその身から光を放った。
光が収まると、そこに妹のような少女の姿はなく、代わりに一匹の竜が佇んでいた。
竜の目はガラス玉の様に冷たく光っていたが敵意は不思議と感じなかった、姿をよく見ると身体中傷を負い血が流れていた。血の匂いはこの竜からしていたのかもしれない、、。傭兵は静かな声で再び「一体何者なんだ?」と竜に尋ねた。
「この城に住んでいた貴族の血を引く者」と竜は名乗った。
見栄を張るように堂々と、しかし、隠しきれない恐怖を滲ませながら傭兵の頭に声を響かせた。
「……それをどこで?」
問いかける竜の視線を追うと、未だに光続けているブローチを示しているようだった。
傭兵は「教えるさ、けれどもその前に妹の事、さっきお前が姿を似せた少女の事を話せ」と言い放ち、竜の目をじっと見つめ返した。
暫しの逡巡の後、龍は重々しく頷いた。
「聞かせてやろう、彼女の話を」
ゆったりとした深みのある声が傭兵の頭の中に広がってゆく。ふわり、ふわりと龍の言葉が紡がれる度にその言葉は輪郭を帯びる。
「私は昔この城に住んでいた貴族の末裔」
ふわり、色とりどりの服を着た裕福そうな人達が歓談する様子。
「だがある日、その日常は突然に消え去った。私はその場にいた年の離れた従姉妹1人しか守れず」
傭兵は強い風を感じた気がして目を眇めた。
「…その従姉妹が、俺の妹に似ているとでも?」
何処か威圧感を感じられる言葉、片手にブローチを握りしめたままでそう問いかけた傭兵。
あげ