初めまして(^-^ゞ
コペンハーゲン出身(嘘)のこぺです(*´・ω・`)b
今日から少しずつ、長編物語「唐揚げ」を投稿していきます。
小5なので語彙力が低いと思いますが、読んだ感想や、内容に関する質問などを書いてくれると嬉しいです( 〃▽〃)
よろしくお願いします(*^^*ゞ
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第一話「ダメ息子」
私の名前は、石田 信男。
日本酒が有名な桜野町の中でも、一、二を争うといわれている
酒屋『きく』の跡継ぎだ。
今は東京の大学に通っているが、来年の三月には、群馬県の桜
野町に帰らなければいけない。
「人気の酒屋を継ぐ」という安心できる未来が待っているとい
うのに、なぜ私は『帰らなければならない』という表現をしたのか。
それは、どうしても酒屋をやりたくないからだ。
親には言うことができなかったが、私は、酒を初めて飲んだ2
0歳の夏から、ずっと酒が嫌いだ。
確信ではないが、パンが嫌いだがパン屋をしている人、野菜が
嫌いだが八百屋をしている人は、いないと思う。
だから、酒屋は継ぎたくない。
高校生の頃、父親がこう言っていた。
「お前が安定した生活をできるように、父ちゃん、きくをええ店
にしたるな。」
私のためというのもあって頑張ってくれているのに。
これじゃ、ダメ息子じゃないか。