これは1944年12月20日から1945年4月30日の陸軍海軍、民間人関係なく必死に生き抜こうとした時代の真っ只中のお話。
一話「家族と幼なじみと再開」
1944年12月20日
俺の名前は真辺漕代(まなべこいし)。海軍に所属する一般兵だ。だが俺は人一倍国を思う気持ちを持っているが、未だに死ぬのが怖いと思ってしまう。時々上官に叱られ、殴れることだってあった。俺が海軍に入ってからの唯一の楽しみは休暇だ、最近は「月月火水木金金」と良くスローガンで言われてるが実際は2日だけ休暇が貰える。それが今日だって訳だ、さっそく実家に帰った。まぁこれ以外帰るところがないが玄関を開けると俺は「ただいま」と言った。母が俺をしばらく見て驚いた。俺は死んでるかと思われていたらしいがもしかしたらと家族が思いご飯のしたくなどをしていたらしい。
父と弟と妹がいるが父は陸軍の中尉、弟は陸軍の二等兵、妹は医療部隊をやっている。唯一俺だけが海軍所属だが誇らしげにやっている。そう思っていると母が「早く座ってご飯を食べなさい。」と言った。それを聞くと俺は嬉しくて嬉しくてすぐに海軍帽を脱ぎご飯がおいてある机の前に座った。
今日はお米と魚とほうれん草の煮物と芋だった。俺は海軍に行ってから米など全然食えなかった。だからありがたいと思い一口食べれば上手くてもう箸が止まらなかった。ご飯を食べてると玄関が開いて、女性が「すみませぇーん真辺漕代さんはいらっしゃいますか?」と訪ねてきた。俺は一瞬食べ物を出そうとしてしまったが気力で飲み込んだ。
そして俺は「何ですか?」と玄関にら行きながら言った。そこにいたのは子供の頃からの幼なじみの児島美幸(こじまみゆき)がいた。
完
一話「家族と幼なじみと再開」
二話は主の気が向いたらと皆が見たいと言ってくれたら書こうと思ってます。
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