「れいちゃーん」
「はーい」
少し高い声で自分を呼ぶ声がした。
なんとなく、あぁ、あの人かと
思いながら振り向くと、案の定
とびきりの笑顔でこっちを向く
小柄な女の子がいた。
「はぁ…なにー?」
ため息をつきながらも
どうしても、構いたくなる。
こうして私は彼女の
方へ向く。
なんだかんだいって、
この生活が一番好きだ。
でも、もう終わり。
幸せは長くは続かない。
少し、雲が多い空の上。
彼女は言った。
デュラチャ(仮)の掲示板です。雑談、イラスト、小説投稿、待ち合わせ、悩み相談等に利用してください。基本的なルールやマナーを守れない方はご利用できませんのでご了承ください。
「れいちゃーん」
「はーい」
少し高い声で自分を呼ぶ声がした。
なんとなく、あぁ、あの人かと
思いながら振り向くと、案の定
とびきりの笑顔でこっちを向く
小柄な女の子がいた。
「はぁ…なにー?」
ため息をつきながらも
どうしても、構いたくなる。
こうして私は彼女の
方へ向く。
なんだかんだいって、
この生活が一番好きだ。
でも、もう終わり。
幸せは長くは続かない。
少し、雲が多い空の上。
彼女は言った。
どうもこんにちは~
ゆーらと申します~
似たような名前で
他の掲示板で活動してま~す
滅多に、向こうの掲示板でここに居た人とか
会わないので、わかりませんが
もし、この子って…と思ったら気軽に
声かけてくださいね~♪
さてと…自己紹介しますね~
名前 ゆーら (本名は内緒です)
学年 中学生 (何年生かはヒミツです)
好きな食べ物 カレーライス (笑) パエリア
趣味 んー、そんなにないですけど
かわいいものを見て、かわいいーとか欲しいって思うの
楽しくないですか?(笑)
後は、スマホいじることですかね?
かれーらいすっていう小説書きます~
最初に言いますが
あんまり上手ではないです…。
アドバイス、感想くれると
喜びます。
きつめでもアドバイスだったら
まだいいんですが、
誹謗中傷は悲しみます。
定期テスト近いんで
更新遅れるんですが、見てくれたら嬉しいです~
登場人物
天津来 麗來 あまつき れいら
川戸 香歩 かわと かほ
白咲 真璃那 しろさき まりな
ユメル
主なのはここら辺ですが
ジャンじゃん出てきます~
ーー十年前
「れいちゃん、起きて。」
お母さんに起こされるが
「学校、行きたくないっ」といい
すぐに、布団に戻る少女
別に仲良い子いないし、
つまんないもん
れいらは入学してからずっとそう思ってた。
引っ越してきた彼女は
最初は入学式がとても楽しみだった。
友達もすぐにできると思っていた。
だがちがった
ある程度、幼稚園が一緒な子がいるはずだが
れいらは一人もいなかった。
なかなかなじめずに時がたち
学校にいかなくなってしまった。
そんなある日の事だった。
たまたま学校に行った日。
体育の授業でペアを組めと言われた。
「そんなの…無理だよ」
友達のいないれいらにとって
その一言は最悪だった。
次々とペアを組んでいく。
作りたいけど勇気が出ない。
そんなときだった。
「れいらちゃんっ!組もっ!」
後ろから声がした。
わ…私?
思わず振り返ると
ニコニコしながら立ってる
小さな女の子がいた。
しゃべったことない…
でも、誘われて
断ったら、もっと友達
出来なくなっちゃう
れいらは勇気を出してうなずいた。
その日の授業は
二人で一緒に飛ぶ縄跳びだった。
「近づいて飛ぶのが
ポイントですよ~」
先生が言う言葉。
こんなに近づいて大丈夫かなぁ?
話したこともないのに…
そう思い、見るとニコニコしながら
こっちを見ている。
先生の合図で跳び始めた。
「いーち、にーい、さーん…」
皆が引っかかっていく中
跳び続ける。
「きゅーう、じゅう‼」
自分たちがひっかかって周りを見ると
皆が拍手していた。
それは自分えの拍手もあった。
すると、やったねと呟く声が聞こえた。
彼女の方を見ると
変わらぬ笑顔でこちらを
見ていた。
れいらは学校で初めて
笑顔を浮かべた。
それから、二人は仲良くなった。
毎日、一緒に帰っていった。
他にも友達がたくさんできた。
学校はいつしか楽しいものになっていた。
「そんなこともあったね~」
香歩は、肘をつきながら
ニコニコして聞いている。
今話したのは十年前の話。
今じゃこんなに、
うるさいような、感じだけど
香歩には感謝してもしきれない。
私の人生全てを楽しく変えてくれたから。
そこに、親友のまりながやってきた。
「ごめん、遅れちゃった」
まりなは香歩と違い、
とても、おしとやかで、お嬢様風
お嬢様風というが、実際には
学校の中では、お嬢様。
しかも、美人で成績優秀、運動もそこそこできるし
内面もいい為
それこそ、漫画の世界だ。
女子にも男子にもモテる彼女は、
小学四年生の時引っ越してきた。
あの子は唯一、遠くの存在だと思っていたら
すぐに打ち解けて
一瞬で大親友になった。
そう、私たちは全く、違う。
なのに、なぜかこうして異常なほど
仲良くなったのだ。
キャラ紹介
天津来 麗來
あまつき れいら
高校二年生。
ふつうの一般女子だが、かなり昔、学校が大嫌いで
友達がいなかった。
とても元気ってほどではないが
おとなしいって訳でもなく、
本当に the フツー
ミディアムくらいの長さで焦げ茶色の髪の毛
奥二重。
笑うと右頬にえくぼができる。